2020年12月1日火曜日

信貴山 (2020.12. 1)

     現在、大阪市内でコロナ感染が広がっているが、電車で通過するだけなので、用心して出かける。生駒山地の、生駒山と信貴山。生駒山地は、石清水八幡宮のある男山を北端とし、南北に35㎞にわたって連なる山々である。主峰は、標高642mの生駒山で、信貴山はその南に位置する。


新幹線で新大阪まで、なんばで近鉄に乗り換え、近鉄信貴線の信貴山口駅で下車。

 

信貴山口駅からケーブルで上るが、始発は9:30。小1時間待つことになった。待つ間、少し離れたのコンビニまで行き、昼ご飯を仕入れておいた。


山頂駅の高安山駅。


バスが待機している。


バスで信貴山門まで移動。


信貴山には朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)がある。今日は参拝の後、山頂の信貴山城跡まで登る。

 

赤い開運橋を渡る。


橋の中央に、なぜかバンジージャンプ台。


橋の上から、信貴山。


橋を渡り、境内に入る。


多聞天を掲げた鳥居。朝護孫子寺の本尊は毘沙門天で、多聞天はその別名。多聞天は、持国天、増長天、広目天と共に四天王の一つに数えられる武神である。


石畳の参道を行く。


小トラ?

世界一福虎。


信貴山は虎に縁がある。

今から1400余年前、聖徳太子は、物部守屋を討伐せんと河内稲村城へ向かう途中、この山に至りました。太子が戦勝の祈願をするや、天空遥かに毘沙門天王が出現され、必勝の秘法を授かりました。その日は奇しくも寅年、寅日、寅の刻でありました。太子はその御加護で勝利し、自ら天王の御尊像を刻み伽藍を創建、信ずべし貴ぶべき山『信貴山』と名付けました。以来、信貴山の毘沙門天王は寅に縁のある神として信仰されています。(朝護孫子寺公式HPより)


赤門をくぐる。


聖徳太子象。

成福院。

 

成福院の側を通り、本堂に向かう。

 

朝護孫子寺本堂。

醍醐天皇の御病気のため、勅命により命蓮上人が毘沙門天王に病気平癒の祈願をいたしました。加持感応空なしからず天皇の御病気は、たちまちにして癒えました。よって天皇、朝廟安穏・守護国土・子孫長久の祈願所として「朝護孫子寺」の勅号を賜ることとなりました。また、朝護孫子寺は、「信貴山寺」とも呼ばれ、多くの方に親しまれています。(朝護孫子寺公式HPより)


本堂の舞台。


参拝。


舞台から、奈良方面。


善通寺にもあった戒壇めぐり。今日は遠慮しておいた。


玉蔵院にある日本一大地蔵尊が見える。


本堂から下りる。


玉蔵院に向かう。


玉蔵院。

 

日本一大地蔵尊。


高さ14.54m。


玉蔵院から見た本堂。


一度、本堂の下に戻る。空鉢護法。ここから600m徒歩約20分。


手水舎。


ここの水をポットに入れて山頂の空鉢護法堂までもっていくのが習わしだが、現在はコロナのため中止。


多宝塔の横から登る。


行者堂。


参道の階段を登る。


汗ばんできた。


「ようおまいり」


あと220m。


山頂近くの鳥居。


到着。

 

空鉢護法堂。


前の舞台。


舞台から、王子方面。


参拝。


手水舎から運んだ水は、ここに置くらしい。

 

信貴山城跡へ。


信貴山城跡。松永久秀の城。松永久秀は奈良にも多門城持っていたが、多門城は政治的支配のための城。信貴山城は戦略上の城らしい。

標高437mの信貴山雄嶽を中心とする山城で、奈良県下最大規模を有する中世城郭です。空堀の切り通し堀、土塁、門等の城郭跡が良く残り、特に高櫓跡は著名で、中世末、織豊期直前の山城跡として保存状況の極めて良好な例で貴重な遺跡です。天正5年(1577)、松永久秀が織田信長に背き、大軍の総攻撃を受け50日間篭城、10月10日に落城。その後、廃城となりました。(朝護孫子寺公式HPより)


松永屋敷跡と奥の院につながるが、下るようなので今日はここまで。


現在、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で、松永久秀と筒井順慶の奈良をめぐる駆け引きが放映中。松永久秀は奈良に固執する。木々に遮られるが、松永も見たであろう奈良の都。


山頂から下る。


平日だが、参拝者も多い。


多宝塔の上まで戻る。


信貴山からの下山は、来た時とは反対側の、近鉄生駒線信貴山下駅にバスで下るつもりだが、1時間に1便しかなく、次は11:50頃。また、小1時間の待ち時間がある。もう少し境内を巡る。千手院の方へ下る。


十三塔。


千手院。


紅葉は遅いようだ。


赤門を出る。


開山堂へ。


石段を登る。


開山堂。


開山堂から本堂。


開山堂から信貴山。


バス停に向かう。右が来た時の信貴山門バス停方面。左の信貴大橋バス停方向に向かう。


仁王門。


信貴大橋。


駐車場には車が多い。車で来た場合は、こちらが参道。


開運橋。バンジージャンプ台に人が見えるが、ジャンプは行われなかった。


バスを待つ。車であれば、有料道路の信貴生駒スカイラインで、生駒山まで行くことができる。


王子駅行のバスが来る。


信貴山下駅で下車。


近鉄生駒線で生駒駅に向かう。近鉄生駒線は生駒山地の東側を走る。


⇒生駒山 (2020.12. 1)へ


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