2020年12月4日金曜日

曽場ヶ城山~水丸山 (2020.12. 4)

 中国山地の標高の高い山は、雪の季節になるので、近隣の比較的低い山に登る。広島100名山から、いくつかピックアップした。今日は、JR八本松駅から登る、曽場ヶ城(そばがじょう)山。調べると、水丸山まで縦走し、瀬野駅近くに下山できる。1月前に歩いた、安芸アルプスの縮小版になる。YAMAPの地図を参考にする。曽場ヶ城山から、水丸山の間に、小倉山、弥仙山がある。


8:20、JR八本松駅から出発。

 駅前の歩道橋の上から。あの山に登る。


駅前から西条バイパス方向に歩き、トンネル近くの陸橋を渡る。


突き当りを左、供養塔方向へ。

 

すぐに山道になる。

 

分岐を右、供養塔へ。左は尾根道。

 

巨岩の戦没者供養塔。

 

登り始めた八本松駅方向。

 

山頂に向かう。


巨岩の横を通る。


尾根道。

 

岩の多い山道を登る。


曽場ヶ城三の丸跡。城跡エリアに入る。戦国時代、大内氏の曽場ヶ城があった。


午(うま)の段跡。


ロープのある急坂。


登ると石像がある。八本松八十八石仏。


二の丸跡。

 

本丸へ。

 

矢竹のトンネル。弓矢の矢に使うため、竹が植えられていた。城跡によくある光景。


右、山頂。左、本丸。


曽場ヶ城本丸跡。

大永3年(1523年)の鏡山城の戦いによって大内氏の安芸国支配の中枢であった鏡山城が落城し、その防御力に不安を感じた大内義興によって大永7年(1527年)頃に築かれたとされる。鏡山城は平地に近い場所に築かれていたが、この曽場ヶ城は標高600mを超える高所に築かれ、鏡山城の戦いでの敗戦を学んでの築城であった。しかし、あまりにも高所に築いて不便を感じたためか、最終的に大内氏は、より便利な槌山城を築いて移転したため廃城となった。また、山陽道の押さえとしては曽場ヶ城の近くに広島城完成までは県内最大の平城であった飯田土居屋敷を築いて常駐した。 (ウィキペディアより)

本丸跡から八本松方面。


西条方面。槌山城がある方向。


曾場ヶ城山山頂は、本丸とは離れたところにある。


本丸からの急な下り。


堀切?


    巨岩をよじ登る。


登り。


山頂へ。

曾場ヶ城山、標高607.2m。


山頂から、八本松方面。


登山記録帳があった。最近では、1週間前に登山者があった。


次の山、小倉山に向かう。

 

尾根道。歩きやすい尾根道が多い。


テープもしっかりあるが、石に赤白の印がある。これも道標だろうか。


鞍部。パネルが立っているが、判読不可能。


549mピーク。

 

ピークから下る。

 

かろうじて読める道標があった。


登り。


561mの標識。ここが小倉山山頂のはずだが…


近くに標識があった。小倉山、標高561m。


次に向かう、弥仙山。


尾根道を行く。


石に腰掛け、一休み。


マップによると、小倉山と弥仙山の間に、展望岩があるはず。


歩いてきた峰々と西条市街。


西条盆地。


岩を巻くように矢印。


ここは登るように矢印。


特定の展望岩はないが、岩の上に立つと展望が開ける。


ピークを越える。


岩の上から…


これから向かう弥仙山と水丸山。

 

展望岩地帯から下る。


尾根道。各山と山の間に、こういう平坦な尾根道があり、足が休まった。


巨岩を下りるロープあり。右を選んだ。


無事、下りれた。


岩の絶壁。


巨岩が立ちはだかる。


横に巻く道あり。


頑丈なロープをたどると…


山頂に到着。


弥仙山、標高652m。4つの山の中では、一番高い。


山頂から北方向。志和方面。


岩の上に立つと…


歩いてきた峰々が見渡せる。いちばん奥が曾場ヶ城山。


水丸山に向かう。


鉄塔の下に出る。


鉄塔の下の分岐。ここで迷う。左、直進、直進してすぐ左、の3ルートがあった。最初、左に行き、マップでルート外れに気づき引き返し、直進してすぐ左を行く。

 

水丸山まで、かなりの距離がある。


数少ない道標の一つがあり、コースに間違いないことを確認。

 

登り。


岩の腰掛で一休み。


視界が開けたところから、瀬野方面。スカイレールが見える。


ピークを一つ越える。


ようやく、瀬野側の登山口である、奥野原登山口への分岐に到着。ここから水丸山までは、遠くない。下山は、この分岐から瀬野に下る。


登り。


ロープ伝いの急登。今日最後の登り。


山頂は左に曲がったところ。


山頂近く。


山頂に到着。


水ケ丸山、標高660.2m。(水丸山、水ケ丸山、2通りの表記がある。)


最後の山から、歩いてきた峰々を見渡すのは気持ちがいい。


時刻は12時半。ここで景色を見ながら昼ご飯。

 

下山する。


ロープ伝いに登った急登、下るのも難儀だ。


分岐を瀬野方面へ。


傾斜は緩やかだが、その分、距離は長い。


途中の展望岩から。


鉄塔があるのが、弥仙山。


ひたすら下る。


落ち葉に埋もれて滑りやすいので気をつける。これまで、何度も滑って転んでいる。


高速道路の建設現場に出る。


登山口。


これだけ見ると、何かのモニュメントに見える。


この鉄橋は、重機やトラックが通る専用の橋。


人里に戻る。向こうに見えるのは、安芸アルプスの山々。


瀬野駅までかなりある。


国道2号に出て、バスの時刻を確認したが、45分待ち。しかたなく、重い足取りで、瀬野駅に向かう。


今日登った山を振り返る。左の、鉄塔が目印の弥仙山と、右の水丸山。


安芸アルプスの鉾取山への登山口を通過。

 

15時前、JR瀬野駅に到着。JRで帰る。結局、登山中、誰とも遭遇しなかった。


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