2020年11月1日日曜日

安芸アルプス<縦走>① (2020.11. 1)

明日が雨の予報なので、予定を早めて、安芸アルプスを歩くことにした。JR山陽本線を挟んで、以前登った蓮華寺山・高城山と反対側にある山の連なりである。コースは、JR瀬野駅から出発し、矢野駅に至る長距離コース。全長20㎞以上、累計標高差1600m以上なので、躊躇していたが、今回、意を決して登ることにした。途中から、分岐する道もあるので、無理ならリタイヤ可能。ただ、眺望はほとんどない。ひたすら歩き、歩き切ったという達成感を得るために登る。時間は、調べると人によりまちまちだが、自分だと8時間以上はかかるかも。コースの詳細は…

JR瀬野駅〜①坂山〜②鉾取山〜③原山〜④天狗防山〜591ピーク〜⑤洞所山〜新峠〜古峠〜⑥城山〜赤穂峠〜⑦金ヶ燈篭山〜JR矢野駅

で、7つの山がある。公開されている、グーグルマップではこんな感じだが、実際には、YAMAPの地図をスマホに入れて、コースと位置確認に使用した。

 

午前8時過ぎ、JR瀬野駅南口を出発。

 

西条方面に1㎞くらい歩くと、「いわたなばし」がある。


橋を渡る。「←登山口300m」の案内あり。

 

橋の上から高城山


舗装路の坂を登る。少し登ったところで見えるのは長者山か。


高速の下に到着する。ようこそ「せの七山へ」。確かに7つの山に登る。


高速の下をくぐり道なりに進む。


林に入る。


水道関連の施設が見える。この辺まで、無理すれば車でも登れそうだ。


スマホのマップでは、ここが登山口。トレッキングポールと、念のため熊鈴を用意して登山開始。

 

安芸アルプス縦走コースの案内がある。

 

しばらくは緩やかな道を行く。

 

最初の渡渉。全部で3つあるらしい。谷の左側に渡る。

 

2つ目の渡渉。谷の右側に戻る。

 

3つ目の渡渉。また、谷の左側に戻る。


3つ目の渡渉地点には、神原滝があるが、水は流れていなかった。


この辺から急登。


おたすけロープもある。


尾根筋に出る。鉾取山山頂方向へ。


尾根道をしばらく歩き、坂山山頂近く。

 

坂山山頂に到着。ほぼ、ノンストップで登った。


①坂山、標高499m。


山頂から。みどりが丘のスカイレールが見える。

 

広島駅方面。

 

②鉾取山へ向けて出発。まだ元気がいい。


安芸アルプス縦走路。よく整備されている。


ずっと、単調な色合いの景色だったが、鮮やかな紅葉に目が留まる。


苔むしたオブジェと化したベンチ。


中野東駅への分岐。少なくとも鉾取山までは行こうと思って出発した。


急登が始まる。


「これからは社有林です…入山の許可を受けてください。王子製紙」とある。どこで許可を受けるのだろうか。

 

分岐⇔山頂 中間点。鞍部から鉾取山までの標高差は約200m。


お助けロープ。

しばらく緩やか。


また急登。


北まわりコーストの分岐。ここはまっすぐ山頂へ。


山頂に到着。

 

②鉾取山、標高711.5m。眺望はない。

 

③原山に向けて出発。

 

手すりがある遊歩道が設置されている。レジャーが多様化する一昔前はハイキングでにぎわったのだろうか。

 

定番のネーミング、憩いの森。

 

見晴らし 憩いの広場 576m。見晴らしはないのだが…

 

みはらし小屋。かつての休憩所か。

 

さらに下る。


分岐に出る。右が下ってきた道。左は、南まわりコースになっている。鉾取山に向かうときにあったのは、北まわりの分岐だったのだが…

 

遊歩道を下る。

 

一度、林道に出る。


入り口にあった、憩いの森の案内板。さっきのが何故南まわりなのか、これを見ればわかるが、拘泥することでもないので通過。


林道を南方向へ。

 

少し行くと、右へ逸れる道がある。原山への登山口。


原山への登り。


鉄塔が見える。金網沿いに進む。


赤い鉄塔。


もう一つの鉄塔。原山山頂は、鉄塔の下あたり。


原山山頂に到着。三角点は左。


三角点の前に標識。③原山、標高672m。各山頂で一服するパターンだが、ここは腰かける場所もないので、すぐに出発。


④天狗防山に向かう。


尾根道を行きながら、スマホで位置確認していたら、突然、すれ違う若者に挨拶されてびっくりした。「初めて人に会った。」「後ろにも来てますよ」。若者は小走りに去った。

 

その後ろの人たち。シニア2人組。挨拶して少し話す。先ほどの若者は、トレイルラニングをしている。すでに引き返している… とのこと。彼らは海田から登って来られている。自分が、矢野まで行くつもりだというと、今の時間なら、十分大丈夫だと教えてくれた。


安芸アルプス縦走路を遮る倒木を乗り越える。

 

現在地標高500m。原山からの標高差172m。鉾取山が一番高く、山は低くなっていくが、各鞍部からの登り返しが、100~200mくらいあるので、累計標高差が加算される。


左はピークを越えて天狗防山へ。右はピークを巻いて天狗防山へ。ここは標高差のない右へ。


疲れた足に、平坦な道は助かる。

 

分岐に出る。左がピークを越えてきた道。右の天狗防山へ。


ずっと平坦な道が続く。


山頂らしからぬところに標識。④天狗防山、標高512m。そろそろ昼ご飯だが、休む場所もないので、もう少し先の展望地へ。


天狗防展望地。


今日4人目の遭遇者は、ソロ登山女子だった。この先が、安芸中野駅への道。


広島湾を眺めながら、コンビニ弁当を食べ、しばらく休む。


時刻は12時半。天狗防山から安芸中野へリタイヤすることもできるが、ここは迷わず、安芸アルプス縦走を続ける。天狗防山は縦走路から逸れた場所にあるので、縦走路に戻る。

 

先ほどの分岐をピークの方へ。


今日一番の急登。午前中の疲れもあり堪える。


591mピーク。天狗防山より、こちらの方が山頂らしい。

右が天狗防山からの道。手前が原山からの道。左の⑤洞所山へ。

 

鉄塔の場所に出る。金網沿いに進む。


木々の間にかすかに見えるのが、洞所山か。普通、縦走する場合、辿ってきた峰々を振り返り、これから行く峰々を眺望するのが楽しみの一つだが、今日はそれが全くできないでいる。


鞍部から洞所山への登り返し。


調べたネット記事では、洞所山への登りがきついとあったが、午前中の疲れもあり、確かにしんどい。


洞所山山頂近くの登り。


山頂に到着。


⑤洞所山、標高641.4m。

 

⇒安芸アルプス<縦走>② (2020.11. 1)へ


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