苅田アルプスは、福岡県京都郡苅田町の、高城山・諫山・大久保山・大平山の4座。そのなかで高城山が一番高く、苅田(かんだ)地区から直接登ることもできるが、今日は小波瀬(おばせ)地区から、おばせ里山5連山を経由して、最後に高城山に到達するコースをとる。
行橋から1つ目の小波瀬西広大前駅で下車、7:30出発。
登山口のある清地神社に向かい歩く。どれがどの山か分からないが、あの山の連なりを歩くことになる。
清地神社入り口に到着。
石段を登る。
清地神社。
神社の横に登山口がある。
「おばせ里山5連邦縦走新登山道」の案内。大縦走にも思える名称だが、里山なので標高300mに満たない低山の連なりである。
九十九折を登る。
急な階段。
第1の鉄塔を通過。
緑のシートはベンチだろうか。
おばせ里山の1番目、猪熊山に到着。標高、137m。
次の里山へ。各所に丁寧な案内標識がある。
?!。下の穴を指しているのだろうか。
まもなく、ソーエム山。
「足元注意」。道がまだ濡れていて滑りやすい。
こういうベンチがあるのは展望が開けるところ。
かすんでいるが、行橋方面。
2番目のソーエム山に到着。標高207.2m。
樹走路を行く。
ベンチのある展望所。
苅田町方面。
滑りやすい急な登り。
「まもなく龍智山」。ソーエム山の「まもなく」も、自分には長く感じられた。
この縦走路はのっぺりした足場が多くて、ひっかかりがなく滑りやすい個所が多い。
「里山御神木パワースポット 合掌」。
御神木。合掌する。
直進が龍智山、左下が龍智窟。せっかくなのでロープ伝いに下りてみる。
龍智窟?
岩場を登り分岐に戻る。
3番目の龍智山に到着。標高230.7m。
展望岩。
山の西側。東九州自動車道が見える。
龍智山から下る。
この青いU字型は何?この縦走路、遊びがあって面白い。
諫山展望台を終点にした場合の中間地点。自分はもっと歩くので、1/4くらいか。
「まもなく隠山」。マップで確認すると、この辺が4番目の「山の神」になるが、標識は見つからなかった。
樹走路は「九州百名山登山トレーニングコース」。
トレーニングコース?を行く。
登り。
5番目?の隠山に到着。標高238.3m。
隠山を下る。
今度はピンクのU字型。さっきの青いU字型は、これが崩れ落ちたものかもしれない。
「これより急勾配」の予告。
樹齢推定300年越の山桜。
予告のあった急登。
「ありがとうございます」。歩いてもらったことへの感謝だろうか。縦走路を熱心に管理していただき、お礼を言うのはこちらの方。
急斜面「ズッコケ坂」。スベルつまずく足元注意。
「ズッコケ坂」を登る。
いったん緩やかになる。
また滑りやすい急登。
反対側から、今日1人目の男性登山者が下りて来られた。滑るので、下りも大変そうだった。
「←スベルつまずく」。
おそらく登りの最後。
新津登山口からのコースト出会う。
高城山山頂まで980mだが、途中、大平山に寄っていく。手作り感のあった道標から、公式の標識に変わる。おばせ里山から苅田アルプス領域に入ったのか。
分岐。手前が歩いて来た縦走路。右は高城山。左の大平山へ。
まず大久保山へ。分岐からすぐ。
大久保山、標高389.6m。
大久保山から大平山へ。
かなり下る。
ようやく鞍部?
まだ下る。往復なので帰りの登り返しが大変そう。
ここから大平山への登り。
大平山へ。
大平山に到着。標高332m。
大平山から大久保山に戻る。
大久保山に登り返し。
大久保山に戻る。
分岐に戻り、高城山へ。
第2の鉄塔を通過。
諫山展望台。
苅田方面。かすんでいるが、沖合には北九州空港。
苅田から行橋。
歩いて来たおばせ里山。
第3の鉄塔を通過。
鉄塔下から、西方面。
諫山天空400番地休憩所。400は標高のことか。
ベンチに腰掛け、ヒノキの間に町並み。
諫山に到着。標高405.9m。
高城山へ。右は、諫山への直登ルート。
いったん下る。
「あと少し 頂上登れば いいながめ」。小学生の句。2018.10.21だから、最近のもの。
あと少し…
高城山山頂は左に。
すぐそこ。
山頂広場に到着。昼ご飯中のシニア男性の先客あり。
高城山、標高416m。しめ縄のかかった夫婦岩。
「昔から この町見まもる 高城山」
「ようこそ 自然が作った 美術館」
山頂から東側。北九州空港方面。
高城山から下る。
急な下り。
下山口は南原登山口。
南原登山口ルートの8合目。
下る。
「山登り 蝉の合唱 お出迎え」
今日はじめての石の道。
開けた場所に下りてきた。
右はダム湖。あのそばを通って苅田駅まで戻る。右は現役の鉱山。さっきから爆発音とサイレンが聞こえていた。
路傍に白い小さな花。
植物図鑑アプリでは、カノコソウ(鹿の子草)。
新緑が気持ちいい。
南原登山口ルートの2合目。
一帯は千本桜の植樹地だった。
登山口に出る。
南原登山口。ここの標高は160m。
苅田駅まで4㎞ある。車なら、ここに駐車できる。
長い道のり、車道を苅田駅に向かって歩く。
高城山と諫山を振り返る。
鉱山は宇部興産の山だった。
途中にあった水場。今日は蒸し暑い。冷たい水で顔を洗う。
休憩所があったので、昼ご飯のおにぎり2個を食べる。
先ほど山から見下ろしたダム湖の側を通る。
諫山直登コースの登山口。
ダム湖の堤防を行く。
堤防の上から、高城山。
ダムの下に放水路がないが…
堤防の先に放水口があった。
金網の左下が放水路。坂を下る。
車道に戻る。上のパイプは宇部興産のものなので、石灰岩用か。
苅田駅の近くから見る高城山。かなり遠い。
13:20、苅田駅に到着。電車に乗る。
今回の旅の出発地である門司駅まで戻り、以前、下関を歩いた時にも立ち寄った、照葉スーパーリゾートで風呂に入る。前は「楽の湯」という名称だった。
風呂上がりに、関門海峡の遊歩道。
小倉→関門橋→風師山→戸ノ上山と見渡す。風師山(かざしやま)は、足立山の山頂で出会った男性が勧めた山。展望がいいそうで、別の機会に行って見たい。
門司駅から帰路に就く。小倉から新幹線。
今日のコース。
今回の旅のマップ。
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