2020年6月6日土曜日

三瓶山 (2020. 6. 6)

4月に登ろうと思っていた三瓶山。コロナウイルスのため、他県への移動を自粛したため今日まで延期してきたが、緊急事態宣言も解除され、ようやく、今回出かけることができる。三瓶山に登り、その日は大田市に宿泊し、翌日は、石見銀山と今複線遺構を巡って帰る、2ヶ月ぶりの1泊2日の旅。交通の便のないところなので、自家用車で移動する。
三瓶山は、GOGO三瓶~三瓶エリア観光ナビ~のマップを参考にする。④東の原登山道+⑥縦走登山道の、欲張ったコース。東の原登山口から、女三瓶山に登り、男三瓶~子三瓶~孫三瓶と縦走する。有名な山なので、YAMAPでマップをダウンロードして、圏外でもオフラインで利用できるので、位置確認に利用した。

東の原登山口~女三瓶山
浜田道大朝ICで下りて、北へ約1時間走り、7:35、三瓶山東の原駐車場に到着する。正面の山が、女三瓶山。

東の原登山口に向かう。

東の原登山口。立てかけたのは、通販で届いた3代目トレッキングポール。先日の、みはらし連山で紛失したため、急遽購入したもの。

観光リフトは、8:30からなので、まだ動いていない。

東の原登山道は傾斜の緩やかな登り。

マップで見る、くの字のくびれ部分を通過。

リフト山頂駅にを通過。

少し登ると、大平山と女三瓶山の分岐。

先に、大平山の展望台に行く。

これから登る女三瓶山。

分岐まで戻り、女三瓶山に向かう。ここからの標高差は約100m。

つづら折りの道が続く。

山頂への登り。

視界が開けたが、山頂は少し先のアンテナ塔があるところ。

女三瓶山、標高937m。

大平山の展望台を見下ろす。

東の原駐車場を見下ろす。

これから向かう男三瓶山。縦走コースの山の中では、いちばん高い。

縦走する、子三瓶山と孫三瓶山。男から子、子から孫へ行くにつれて、標高は低くなるが、それぞれに登り返しがある。

女三瓶山~男三瓶山
男三瓶山に向かう。女三瓶山から男三瓶山へのルートは、しばらく通行止めになっていたが、最近になって通れるようになった。

注意事項が掲示されている。不分明な個所がある、危険個所がある。

ここが不分明なところだろうか。低木が覆うが、足元の踏み跡ははっきりしている。

しばらく平坦な道が続いた後、登りが始まる。

さっそくロープ伝い。

岩をよじ登る。

男三瓶山はまだ遠い。

風雨で削られた後だろうか、滑りやすい砂地に出る。脇道があるので、そこを登る。

女三瓶山を振り返る。

ユートピアを通過。なぜ、ユートピアなのか分からない。

笹の道を行く。

岩場に差しかかる。犬戻し?

崩落の後。鎖に掴まり慎重に通る。

山頂付近の土砂崩れがひどい。

画面右の道を登れば山頂。

避難小屋がある。避難小屋は初めてなので、中を見学する。

山頂に向かう。

男三瓶山に到着。
 男三瓶山、標高1126m。

三瓶山頂神社に、無事登れてことを感謝し、この先の無事を祈願する。

山頂東の展望台。

あいにく、大山は見えない。

登ってきた避難小屋方向。

北側には、原っぱが広がる。

山頂西の展望台。

中央奥に見える女三瓶山。

男三瓶山~子三瓶山
子三瓶山に向かう。案内は、西の原・室の内池となっている。

山頂の野原を歩くのは楽しい。十方山雲月山を思い出す。

ここで、西の原コースと別れる。扇沢へ向かう。

子三瓶山まで60分。

男三瓶山から下る。

これから登り返す子三瓶山。その向こうに孫三瓶山。

女三瓶山を左に見て下っていく。

急な下り坂が始まる。

急な下りは当分続く。ロープは、5,6個所あった。

子三瓶山まで40分。

鞍部の扇沢に下りる。子三瓶山から下ってきたシニアグループに出会う。男三瓶山に向かうようだが、自分が下ってきた坂を登るのは大変だろうと想像する。

一休みして、子三瓶山への登り返し。

下ってきた男三瓶山。こうしてみても急峻なのが分かる。

 これから登る子三瓶山。

途中で、また子三瓶山から下りてくる、ヤンググループに出会った。彼らもこれから男三瓶山に向かうようだ。子→男へのルートを行く人がが多いのだろうか。

 急登が続く。

急登が終わり、なだらかな笹原に出る。

子三瓶山は、ルートから少し入ったところ。分岐で、ソロ登山の男性が昼ごはん中。

山頂にに到着。

 子三瓶山、標高961m。

女三瓶山から男三瓶山への尾根。

これから向かう孫三瓶山。時刻は正午近くだが、孫三瓶山で昼ごはんにしよう。

子三瓶山~孫三瓶山
孫三瓶山に向かう。

下に見えるのは、室の内池。孫三瓶山からの帰路は、池に下りるコースと、尾根伝いに歩くコースがある。

急な坂を下る。

下から、中年男性が行ききらして登ってきた。ガレ場がまだ続くかと尋ねられる。 こういう砂利交じりの坂を、ガレ場と言う。少しずつ、登山用語を学習する。

鞍部の風越に下りる。

 孫三瓶山に登り返す。

お腹もすいて、足もがくがく、登りがこたえる。休み休み、最後の登りと思い頑張る。

山頂が見える。普通なら、足取りも軽くなるのだが、縦走の最後地点で、スタミナ切れ。重い足取りで登る。

孫三瓶山に到着。903m。

左が子三瓶山、右が男三瓶山。

女三瓶山から男三瓶山への尾根。

縦走してきた山々を眺めながら昼ごはん。何人かの人が、大平山の方から登って来られた。中年ご夫婦に、自分が縦走したことを話すと、驚いておられた。観光リフトで登ってくることもできるので、登山でなく観光に来られた人には、見渡す山々を歩き続けることは、予想外のことだろう。

孫三瓶山~東の原登山口
昼ごはんを済まし、ゆっくり休んだ後、孫三瓶山から下る。

しばらく急な下り。

鞍部の奥の湯峠。

奥の湯峠からはゆるやかな登り。

女三瓶山が見えてきた。

大平山の展望台に戻る。縦走を完遂した。

女三瓶山を初めに、縦走した山々を見渡す。登山後の、いちばんのひと時。展望台が工事中なので、動画の後半に工事の音が入っている。

 下山はリフトを使うので、乗り場に向かう。

三瓶山観光リフト。片道470円、往復だと750円。運賃は下山時に支払う。

 255mの標高差を10分かけて下る。

山麓に薄紅色の花が咲いている。接写して、花図鑑アプリで調べることができないので、名前は分からない。

自分が来た早朝には、自分の車1台だったが、駐車している車が増えている。緊急事態宣言解除の後なので、訪れる人も多い。なお、1961年~2009年、ここにはスキー場があり、そのときはリフトが3台設置されていた。1台は撤去、1台は放置、残り1台を現在、観光リフトとして使っている。右の錆びた鉄塔は、放置されたリフトのもの。

東の原に下りる。時刻は14時半。登り始めてから、約7時間の縦走だった。

石見ワイナリーの庭先で、果肉入りソーダを飲みながら、縦走を振り返る。至福の時。

東の原を去るとき、途中の草原前に停車して写す。草原の向こうに女三瓶山。

少し下ったところにある国民宿舎さんべ荘。三瓶エリアには、温泉がたくさんあるが、今日は休憩スペースもあると思われるので、さんべ荘にする。

温泉に浸かり、リフレッシュしたところで、車で10分くらい下ったところにある、旧三江線駅の粕渕駅に行く。列車の代わりに、現在はバスが通っているが、便数は少ない。

ホームに出てみたが、立入禁止。この旅のシリーズを始めたころの2017年暮れに、廃線前の三江線に乗ったのを思い出す。江津方面。

線路はそのままだが、錆びついている。

三次方面、トンネルも立ち入り禁止。

線路をまたいで反対側に行くと、鉄橋が見えた。近くまで道があるので歩いていく

鉄橋を近くから。

さらに近づいて、下から。

上の方、トンネルがあるが、やはり立ち入り禁止。

粕渕駅から大田市まで走る。今日の宿は、スカイホテル大田。素泊まり5500円。キャッシュレス5%還元で、5225円。


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