今日も暑くなりそうなので、いちばん早い、宮島口発のJR始発便で宮島に渡る。船の上から写す。弥山は仏様の寝姿が見えると言われるが、今日登る駒ヶ林は、お顔の鼻の部分にあたる。
厳島神社の前の海岸のベンチで、朝食のパンを食べておく。対岸に見えるのは、高見山と船倉山。
潮が引いているので、大鳥居の横を歩いて渡る。正面に多宝塔が見える。
神社を過ぎて、多宝塔に登る階段。
多宝塔。
多宝塔の前の東屋。登山口はこの後ろにあるはず。
「立入禁止」でロープが張ってある。これも調べてきたので、驚かなかった。たぶん、危険だからの立ち入り禁止でなく、原生林保護のためであろう。このコースが公にされないのも、その意味からだろう。
7:10、登山開始。
これから登る尾根。
道は荒れてはいるが、はっきりしている。
尾根伝いなので、急登もある。
船から見ると、駒ヶ林はよく分かったが、ずっとおくの峰がそうか。
倒木を越える。
笹の道を行く。
暑くならないうちにと、早く出たが、すでに暑い。桟橋を見下ろす。標高200mくらい。
小ピークを越える。
シダの道を行く。
巨石に梯子がかかる。
梯子を上ると、朝日観音
下に下りて、巨石を見上げる。
桟橋方面を見下ろす。標高300mくらい。ここから駒ヶ林までの標高差は、後200mくらい。
少し進むと、また巨石。
祠の屋根が壊れ落ちている。
窪みに据えられたお地蔵さん。
もう一体は白い観音様。
巨石の横を通過。
岩場を登る。
よくある、木の根の階段を登る。
目印になる白い岩。自分のメモには、左側を通るとあるが、右側を回る道もあった。
巨石の裏を回る。2つの道は後で合流した。
これも目印になる木の根。根に足を置いて登る。
岩を登る。山頂は近い。
岩の上を進む。
山頂側から見たところ。立入禁止のロープがここにもある。
ピンクのロープは、西の絶壁に近づかないようにとの意味だろう。
8:50、駒ヶ林に到着。標高は509m。
西の絶壁の上から、大野方面。
絶壁の下を見下ろす。
元の頂上に戻り、弥山を眺める。弥山にはここから一度下って登り返すことになる。熱くもなってきたし、寝不足なので、今日は弥山山頂はパスすることにする。多宝塔コースは確認できたのでよしとする。
江田島方面。
大竹、岩国方面。
桟橋、広島方面。
戦国時代、厳島合戦で毛利氏と陶氏の戦いの場となった駒ヶ林。もう一度眺めて後にする。
駒ヶ林から下る。
大元コースとの分岐合流。
仁王門の前、大聖院コースとの分岐合流。
仁王門を通る。
霊火堂に到着。
弥山には、右の階段を登る。
寺務所の販売所でラムネを買って一休み。喫煙所で一服していると、後ろでガチガチ音がする。
鹿が何かかじっている音だ。木の実でもかんでいるのかと思ったら、石を吐き出したのでびっくり。
その後、鹿は地面をあさり始めたが、また石を食べるのだろうか。「鹿が石をたべる」、調べたが分からなかった。
下山は、今日は運転を再開したロープウェイを利用することにする。
向こうに見えるのがロープウェイ乗り場。下って登る、かなりある。
鞍部の紅葉谷コースとの分岐合流。
ロープウェイ乗り場に上る。
宮島ロープウェイ・獅子岩駅。15分間隔で運行している。
獅子岩展望台に上がる。
獅子岩展望台。
広島方面。
江田島方面。
阿多田島。
弥山山頂。
先ほど登った、駒ヶ林。
下りのロープウェイに乗る。宮島ロープウェイは、2路線あって、途中の榧谷駅(かやたに)で乗り変えることになる。こちらは8人乗り。上ってくる車両には何人か乗っているようだ。少しは、観光客も戻っているようだが、ちらほらと言う感じ。
榧谷駅で乗り変える。ずいぶん前に乗ったときは、30人くらいが乗る大きなものだったと記憶しているが、リニューアルされているようで、4人乗りの小さなもの。リフトみたいに循環している。ちなみに獅子岩駅からのは交走式と言う。
すれ違う車両、何台かに1台に人が乗っている。
ロープウェイの車窓から。右の谷間が、いつも歩いて下った紅葉谷。
紅葉谷駅に到着する。
紅葉谷駅から桟橋に向かう。
途中、鹿が餌をついばんでいた。石ではなく、ちゃんとしたものを食べているだろうか。
来たときは引いていたが、すっかり潮が満ちていた。登ったコースを振り返る。
まだ、商店街には人がいない。
帰りは早く来た松大汽船で帰る。
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