(現地のマップより)
おおの自然観察の森入口に着いたのは、7時前。門が閉まっていた。駐車場も中にあり、9:00~16:30とのこと。仕方ないので、門の前のスペースに駐車する。すでに1台停まっていて、初老のご夫婦が登山準備をしておられた。登山は大丈夫かと訪ねたら、横から入っていけば問題ないとのこと。彼らは、観察の森の反対側の山に登るらしい。ご本人たちも名前を知らないので、何山かは分からない。(後で調べてみると、廿日市20名山の中津岡山か奥滝山だろう)
門の横をすり抜け中に入り、登山口のあるベニマンサク湖に向かう。
登山の人も届けてくださいとあるが…
管理センターは閉まっているので、素通りする。
湖畔沿いに進んで行く。ここは、おむすび山への登山口。下山はここに下りてくる。
ベニマンサク湖の北端、北岸広場。
湖を見ながら、朝食を済ます。
広場の北側から、登山口に向かう。
しばらく歩いて、権現山登山口。山頂まで50分。
しばらく緩やかな道を進む。
ベニマンサク湖に注ぐ沢を渡る。
権現山まで1.3km。
階段を登り…
やや急登を登って…
分岐に出る。右はおむすび岩、左が権現山。
権現山に向かう。しばらくは緩やかな道。
次第に岩が多くなる。
登りも急になる。
下に窪みがある大岩。石仏でもありそうな気配だが、何もなかった。
巨岩の横を通過。
昨日の二十畳岩とまでいかなくとも、かなりの迫力の岩だ。
権現山へ最後の急登。
山頂に到着。小さな祠がある。
大野権現山、標高699.5m。登山口からの標高差は250mくらい。
乳房を思わせる岩がある。
その岩の横から、廿日市峠地区。右は野貝原山。
展望台に下りる道がある。
名前は特にないが、かなりの大きさだ。
展望台から、厳島。仏の寝姿に見えるという弥山だが、やはり廿日市方面から見たのが、いちばんよく分かる。
先ほど石仏がありそうなと思った岩の下、石積みがある。あるいは、かつて何かあったのかもしれない。
分岐まで下る。ここの標高は600mくらいだから、おむすび岩まで少し登り返すことになる。
佐伯方面への分岐。
アップダウンを繰り返す。
途中の急登。
ミニむすび岩?あるいは、小むすび岩?
次第に岩が多くなる。
おむすび岩まで0.4km。
船倉山への分岐。
先ほど登った権現山が見える。
少し登って、おむすび岩の広場に着く。
おむすび岩。標高は660mくらい。権現山より少し低い。中央に見える湖がベニマンサク湖。
おむすび岩の西側の岩に行く。
そこから、おむすび岩と厳島。
おむすび岩に戻り、アップ。
たぶん河平連山。
おむすび岩から下る。
薄紫の花。葉の形からして、アジサイの仲間か?
植物図鑑アプリでは、コアジサイ(小紫陽花)。それにしても小さい。
おむすび岩の土台を下から。この上に、おむすび岩が乗っている。
岩の間を下りる。
権現山にもあった、乳房を思わせる2つの岩。
道は深くえぐられて、足場が悪い。このルートを登るのは大変だろう。
ベニマンサク湖まで、0.3km。
階段の土は流されて、衝立状に立っている。もう階段の意味を持たない。側の坂を下る。
ようやく、普通の山道になった。
陀峯山でも見た、白い花のじゅうたん。名前は覚えていない。花の名前を覚えるのは諦めている。
分岐に下りてきた。このあたりの道は自然観察路になっていて、いろんな名前が付いている。ここは左に曲がる。
駐車場にいちばん近い出口に向かう、ミズゴケの小径を行く。
根元から幾本にも分かれた木。長者山からの縦走で見かけたのを思い出す。
一帯は湿原なので木道がある。
「湿原に立ち入らないでください」。マムシがいるらしい。
登る前に通った、おむすび岩の登山口に出る。
湖畔を駐車している場所にに向かう。
左が権現山。右がおむすび岩。
おむすび岩をズームアップ。小さく見える。
おおの自然観察の森を後にする。
10時半、車に戻る。向かいの山に登られたご夫婦はまだ登山中のようだ。帰路は、登ってきた狭い道を避けて、渡之瀬ダム経由で、河平連山登山口の横を通り、玖波に下る県道を走った。道幅も広く、遠回りでも、この道のほうが安全だ。自宅からも近く、手軽に登れる山だが、ベニマンサク頃は、きれいだろう。
帰りの通り道にあるのは、ベニマンサクの湯だが、やはり、自分の定番である、楽々園ほの湯で、しばらくぶりに湯につかった。消毒用アルコールが各所に置かれ、ロッカーの鍵は回収方式に変更され、レストランの水差しは共用でなく、その都度運ばれる… 感染対策はしっかりしていた。
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