2020年11月5日木曜日

琵琶湖バレイ (2020.11. 5)

 MIHO MUSEUM (2020.11. 4)より⇒

 

 今日のメインスポット、琵琶湖バレイはロープウェイで上がるが、ロープウェイの始発は9:30、ロープウェイの山麓駅までのバスは、JR湖西線志賀駅前から9:05に出る。時間があるので、京阪石山から2つ目、石山坂本線終点の石山寺駅まで行ってみる。


 

この先が石山寺参道。紫式部に縁のある寺で、参拝時間の制限があり、今回の旅には組み込めなかった。他のスポットと組み合わせ、別の機会に来るつもり。

 

川べりには、「紫式部の泉」なるモニュメント。

 

瀬田川沿いを散策。風が冷たい。

 

琵琶湖方面。

 

宇治方面。瀬田川は、琵琶湖の南端から流れ出すが、宇治近くで宇治川に名前を変え、さらに桂川、木津川と合流して淀川に変わり、大阪湾にそそぐ。

 

京阪石山寺から大津京でJR湖西線に乗り換え、志賀駅で下車。駅のホームから見える、山頂。あそこまでロープウェイで上る。


志賀駅。



駅のすぐ近くに、バス乗り場。


時間があるので、琵琶湖の湖畔を歩く。比叡山延暦寺に登って以来、毎年のように何回も琵琶湖にきているので、馴染んだ景色。


今津方面。

 

坂本方面。

 

駅に戻る途中、滋賀名物?とびだし坊や。

 

バス停の横には、登山に関する警告が。比良山系は琵琶湖西方に位置する県を代表する連峰名で、今日登る打見山・蓬莱山も含まれる。遭難事故が多いとか。バスを待つ間、このサイトで調べてみた。中高年・単独・県外からの登山者に遭難事故が多い。自分も少なからずあてはまるので、これから先の登山で、万全の準備と無理はしない計画で、気を付けようと思う。

 

ようやくバスが来た。シャトルバスで、料金は無料だった。

     

ロープウェイ乗り場に到着。上の駐車場はいっぱい。係員が誘導している。駐車場は、一番高いNo1~一番低いNo14まで、広大な敷地が用意されている。ただ、一番低いところに駐車したら、かなりの高さを登って来なければならない。

 

ロープウェイ山麓駅。料金は往復で2700円だが、ホテルで受け取ったGoToトラベルの地域クーポン券1000円が使えて、1700円で済んだ。

 

ロープウェイに乗る。

 

山頂へ向かう。


ロープウェイの窓から。今日登る蓬莱山。


紅葉しているが、鮮やかさはない。


山頂駅に近づく。

 

山頂駅に下りる。

 

まず、展望スポット、琵琶湖テラスに向かう。

 

このあたり一帯の施設を合わせて、The Mainという。そのなかのダイニング、Lake View。


テラスは、上のノーステラスと下のグランドテラスがあり、ノーステラスはカフェ利用者が入れる。


カフェは最後にして、回廊を下り、下のグランドテラスに。


こちらは無料。広々としている。


テラスの前には、タイル張りの水盤。


水盤の水面に日が映る。


今津方面から大津方面へ一望。


上に戻り、こちらはノーステラス。


中には入れないので、入り口横からグランドテラスと琵琶湖。

 

ロープウェイ山頂駅の向こうに見える蓬莱山に向かう。


蓬莱山の下までは打見リフトがあるが、リフトは11月3日で、一度運休。いずれにしても、リフトに乗るつもりはなかったので、支障ない。


少し下り坂。今日のコースは、蓬莱山を越えて、その先の小女郎ヶ池までの往復。


打見リフトの終点、あそびのひろば。


ここからはホーライリフトがあるが、同様に運休。


蓬莱山山頂までは、傾斜20度くらいの、やや急登。ただ、はっきりとした登山道はなく、ロープが張ってるので、入っていいものか躊躇する。同様に迷っている若者がいたので、聞いてみたが、彼も初めてとのこと。


立入禁止なら、だれかに注意されるだろうということで、ロープを越えて入る。下には、やはり迷っておられる老夫婦。登る途中で、軽自動車が下りてきたが、何も言われなかったので、ここを登っても大丈夫ということにした。


遊具がたくさん並んでいる。


先を行くのは、先ほど入山?を話し合った若者。神戸から来たそうだ。最近よく旅をするそうで、直近では、京都の大文字山に登ったとのこと。


山頂に近づく。


山頂にあるホーライリフト乗り場。現在、スキーシーズンに備えてメンテナンス中。

蓬莱山山頂から、打見山を見る。ロープウェイ山頂駅があるのが、打見山。


これが山頂の印か。

 

彼岸の鐘を鳴らす。


CAFE360。ここも休業中。


CAFEの近くにに円形テラスがある。


テラスから一望。


ブランコ。


蓬莱山から小女郎ヶ池に向かう。右に注意書き、「この先はびわ湖バレイの敷地ではありません」。なるほど、蓬莱山までの登りは、びわ湖バレイの敷地内だったのか。びわ湖バレイは登山とは関係ないので自己責任でするように、との案内がサイトにもある。


蓬莱山から下る。


進行方向右手、西側に連なる山々。自然林と植樹林の織り成すパッチワークがきれいだ。

 

左手に、堅田の街と琵琶湖大橋。


どこが小女郎ヶ池か、どこまで行くのか、まだよくわからない。

 

小女郎峠への道標。


 

小女郎峠?


すれ違ったシニア夫婦に尋ねてみた。道標があるとのこと。


笹原を行く。


蓬莱山を振り返る。かなり歩いてきた。


石仏があるので、ここが小女郎峠だろうか。

 

とりあえず、あの先まで下る。


小女郎ヶ池の道標があった。


右へ曲がり、小女郎ヶ池へ。


歌碑が建つ。「夏雲に 友の姿を思ひ出す やさしき笑顔の 君を忘れじ」。遭難された方のために詠まれたものだろうか。


小女郎ヶ池が見えてきた。

蓬莱山の山頂から尾根筋を南へ下ると、県下で最も標高の高い位置にある池がある。南船路村(現木戸南船路)に住むお孝は、ある日、この池の主に魅入られてしまう。夫久右衛門は、乳飲み子を家に残し、夜な夜な池に通う妻を心配し、その後をつけてみると・・・・。お孝はことのてん末を夫に話し、自分の左目をくりぬいて子供が泣いたらこれをしゃぶらせてほしいと頼んで池に消える。以後、この池は小女郎ヶ池とよばれるようになったという。(大津市歴史博物館より)


池の左側。


池の右側。どなたか、熱心に写真を撮っておられる。


少しぬかるんでいるが、池の周囲を歩く。


蓬莱山が見える。ここからショートカットの道があるかと探してみたが、見つからなかった。


引き返す。


分岐に戻る。


小さな祠もあった。少女郎池弁財天?。


分岐に戻り、蓬莱山へ戻る道へ。


東側に、分岐からJR蓬莱駅へ下る登山道もある。


蓬莱山へ向かう。


ゆっくり景色を楽しみながら歩く。中央に見えるのは、琵琶湖最大の有人島、沖島。近江八幡近くから、1日12便、渡船が出ている。


なだらかな道を戻る。


蓬莱山への登り。


しばし、足を止めて…


山頂までもう少し。

 

また、足を止めて、琵琶湖大橋から小女郎ヶ池方面をめぐり、蓬莱山山頂まで一望。


蓬莱山に戻る。先ほどは気づかなかったが標識があった。蓬莱山、標高1174m。


ブランコで一休み。


歩いてきた、小女郎ヶ池方面を見渡す。


円形テラスを解体中。スキーシーズンには撤去される。


ロープウェイ乗り場に向けて下る。


あそびのひろばからは少し登り。


スタート地点付近に戻る。


ここにも標識があった。打見山頂、標高1108m。


もう一度、琵琶湖テラスに戻る。来たときは気づけなかったが、テラスから下ったところに展望台がある。


ハート型の展望台。


展望台から、近江八幡方面。


琵琶湖大橋方面。


琵琶湖テラスを見上げる。


カフェに入って、来た時にパスしたノーステラスに行こうと思う。


全席指定で、室内席はすぐ利用できるが、ノーステラス席は順番待ち。


せっかくなので、室内席でコーヒーを飲む。お客が多いので、利用は60分以内で、とのこと。


カフェをでて、ノーステラスを横から。


琵琶湖テラスの向こうに沖島。


琵琶湖テラスの向こうに、琵琶湖大橋。


ノーステラス前の水盤。


絶景が名残惜しいが、ロープウェイ駅に向かう。


ロープウェイは15分間隔。しばらく待つ。


下りのロープウェイに乗る。


車内は広い。利用者が多いので、大きなものだ。


ロープウェイから、蓬莱山を見る。


ロープウェイで下る。


麓は人がいっぱい。


これから乗る人も多い。


12:48のJR志賀駅行バスに乗る。


待ち時間なく、京都行電車に接続。午後の目的地、石清水八幡宮に向かう。


⇒石清水八幡宮 (2020.11. 5)へ

 

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