2020年11月21日土曜日

高見山・観音山 (2020.11.21)

 しまなみ海道の島にある2つの山に登る。一つは向島の高見山、もう一つは生口島の観音山。2つ合わせて、総計500mくらいの標高差になるかと思う。

 

しまなみ海道を走り、向島のマリンユースセンターに車を停める。



浜辺沿いに少し歩く。


高見山遊歩道入り口。


林道をしばらく登る。


高見山登山口。


登山口前の展望所。


マリンユースセンターが下に見える。


休憩所で準備をして…


登山開始。


すぐに3合目の道標があった。遊歩道入り口からの計測だろう。

 

向島立花地区の町並み。向こうに因島大橋。

 

整備された階段が続く。


5合目に到着。


少し上に展望所。


展望岩の上へ。


百島・田島から因島まで。


因島大橋をクローズアップ。

 

少し休んで登山再開。視界の開けた見通しのいい、島の登山道は、同じ瀬戸内の蒲刈島、七国見山に似ている。


ウバメガシの木が目立つ。花や植物の名前を覚えるのが苦手な自分だが、むかし植木屋の手伝いをしていたので、これは覚えている。庭木に多い樹木だ。また、知多半島の羽豆岬にも、ウバメガシがあったが、島の斜面に多い。


歌碑や詩碑が並ぶ。「瀬戸のうたみち」と称して、瀬戸内海の情景を詠んだ詩歌が刻んである。


分岐に到着。下山時に、右の遊歩道から下りてくる。


左の道を登る。


8合目を通過。


『いにしへの 海賊島の 夜の灯(ひ)を 遠く眺めて なつかしみ居(お)り』 明治の歌人吉井勇の歌。


9合目を通過。


『しずけさや 春を三島の 帆かけ船』 小林一茶の俳句。三島は、愛媛県の伊予三島。


展望台が見えてきた。途中景色を見たり、詩歌を詠んだりで、自然と立ち止まり、少しずつ休んで登ったので、さほど疲れを感じなかった。


高見山、標高283m。


立派な展望台がある。

 

展望台の上。瀬戸内の島々が見渡せる。


百島・田島・横島。


因島・三原港。


展望台から下りて、展望デッキ。


尾道。どこかに千光寺があるはず。


山頂でしばらく過ごし、下山する。


車道から逸れて、椿の道を下る。


荒廃した展望台?

 

高見山不動尊。


参道を下る。


広い駐車場に出る。車でも登れるが、歩いて登った方が、途中の景色を楽しめる。


少し上にあるスパイラルデッキ。そこから観光リフトが出ているが、さびれている。


帰りの遊歩道をしばらく探すが、休憩所の裏にあった。


上に張ってあるのは、リフトのネット。先ほどのスパイラルデッキから、高見山不動尊近くの展望所まで続くようだ。


遊歩道を行く。


瀬戸内海の穏やかな海。


登りの時の分岐点に戻る。


景色を見ながら下る。

 

あの岬の元にマリンユースセンターがある。


展望岩まで戻る。


瀬戸内の光る海。


登山口に戻る。ここを起点にすると、約1時間50分だった。


下りは、登りと反対方向に。


サイクリストが自転車で登っていく。


白い建物は、2018年春の、しまなみ海道の旅で立ち寄ったウシオチョコラトル。


狭い路地を抜ける。


浜辺を駐車場へ戻る。


浜辺から、高見山を見上げる。展望岩と、山頂のアンテナ塔が見える。


マリンユースセンターに戻る。3連休初日で、人が増えていた。福山ナンバーの車のご夫婦が、これから登るところだった。景色のいいのを聞いてきて、車でなく歩いて登ることにされたようだ。


向島からしまなみ海道で生口大橋を渡り、生口島北で降りる。瀬戸田サンセットビーチ近くの三叉路から横に入る。


観音山ロータリーまで車で行く。

ここを左に上る。


途中の展望所。ご夫婦が景色を楽しんでおられる。


展望所から。中央の小島は、ひょうたん島。


子供のころ見た、NHKの人形劇「ひょっこりひょうたん島」のモデルになったという説もある。

 

瀬戸田サンセットビーチ。


一望する。前の島は大三島。


観音山ロータリーに到着。各所で災害復旧の工事が行われている。


ロータリーの前から。瀬戸田サンセットビーチと、右の島は瀬戸田耕三寺近くの高根島。


ロータリーから少し下る。


観音山登山口がある。

山頂まで1500m。観音山の標高は472.3mだが、ここの標高が226mなので、標高差250mくらい。


登山開始。

 

土砂崩れの跡。


巨石の側を登る。


要所に、残りの距離と現在地の位置・標高を示す標識があり助かる。


危険な個所には柵がしてある。


高見島の登山道と違い、展望がない。途中の標識が区切りとなる。


薄暗い登山道を黙々と登る。


やっと広い道に出た…


と思ったが、道は左に曲がり、同じ風景の道になる。


山頂まで370m。現在地標高400m。


こんなところにも石垣が。


頂上近くの展望所が見えてきた。


展望所で、シニア男性が料理?中。後で、いろいろ話したが、尾道の人。自分が廿日市から来たと告げると、近いうちに深入山に登るとのこと。そのほか、十方山・恐羅漢山・蒜山など、これまで登られた山々について話す。

 

展望所の前から、瀬戸田サンセットビーチ。


お堂の横へ。


左から、伯方島・大島・大三島。


一度上に戻り、伯方島。


下に、しまなみ海道の瀬戸田PAが見える。


上に鐘突き堂。


山頂まで0.2㎞。


200mを目安に進む。


ここが山頂?


マップで見ると、少し手前の方なので引き返す。観音山の標識があった。


200mではなく、20mくらいなのだが…


食事中の男性に挨拶して、下山する。


道は落ち葉に埋もれて、うっかりするとコースを外れる。特に下りは、登りでは気づかなかった分岐があり、間違えやすい。やはり、一度コース外れした。


登山口に戻る。ここを出発して、約1時間30分。


先ほど、観音山の上から見えた瀬戸田PAの下りで、遅い昼ご飯。


瀬戸田PAから観音山を見上げる。


帰りは、しまなみ海道ではなく、フェリーで大三島の宗方港から岡村島に渡り、とびしま海道を走り、呉経由で帰る。時間があれば、「奥の細道・中尊寺」の展示をしている瀬戸田の平山郁夫美術館に寄るつもりでいたが、来るとき通った時には、人も多く駐車場もいっぱい。休日でサイクリストも多く、自転車を気にしながらの運転もつかれるので、今回は寄らないことにした。昼ご飯を済ませ、多々羅大橋を渡り、宗方港に向かう。


宗方港待合室。乗船券は自販機で買う。岡村島行きのフェリーは便数も少ない。次は、15:25。


フェリー乗り場。


宗方港には誘導員はおらず、勝手に桟橋まで出て待機。


少し遅れて、フェリーが到着。バックで入る。

 

船の上から。来島大橋。


大崎上島の清風荘。


左から、岡村島・大崎上島・大下島(おおげしま)。

岡村島の港が見える。

 

約25分で、岡村港に到着した。

 

岡村島を後にし、とびしま海道走る。呉の休み山トンネルを出て、広島呉道路に入るのを、いつも失敗して、呉駅まで行って引き返している。斜め右折が2回続くので、走行車線の取り方が難しいのだ。今回はナビをセットして挑戦したが、やはり、右折する場所を間違えて、高速に入るまでうろうろした。


今回の行程図。


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