これまで、日本三大山城(備中松山城、高取城、岩村城)をはじめ、たくさんの城を訪れたが、有名なものが残っている。「天空の城」として知られる竹田城。昨年から行こうと思っていたが、今年の新型コロナの影響で、延び延びになっていた。今回、
1日目:竹田城、2日目:城崎、3日目:京丹後の2泊3日の旅を計画した。
竹田城には、できるだけ朝早く行きたいので、播但線の始発に乗りたい。そのために、姫路に前泊する。姫路のホテル(姫路駅前ユニバーサルホテル南口) に入る前に、姫路から近い龍野の街を歩くことにした。龍野は童謡「赤とんぼ」の作詞で有名な三木露風の生誕の地である。
姫新線の本竜野駅で降りる。山陽本線に、竜野駅があるが、観光地には本竜野駅の方が近い。
古い町並みが残る。うすくち醬油は江戸時代に龍野で誕生した。丸に東は、大手しょうゆメーカー「ヒガシマル」のマーク。龍野に本社工場がある。この建物は、しょうゆ資料館。
三木露風生家。
龍野城。
江戸時代の安定期に入って作られた本丸は、天守はなく平屋の御殿。
紅葉谷。時期が少し早く、紅葉はまだ。
聚遠亭。龍野藩主脇坂氏の上屋敷跡にある庭園。
赤とんぼの碑。
白鷺山展望台からの景色。前に流れるのは揖保川。その向こうに、姫路市街が広がる。
駅に戻る途中、揖保川にかかる橋の上から。夕日が沈む。
姫路駅前ユニバーサルホテル南口に泊まる。通常でもシングル(朝夕食付)で4000円弱だが、今回、GoToトラベルで、2700円で泊まれた。
翌朝、まだ暗いうちにホテルを出る。ホテルで受け取ったGoToトラベルの地域共通クーポンで、コンビニ弁当を買い、5:49の播但線始発に乗る。
寺前駅で和田山行に接続し、竹田駅で降りる。(姫路~寺前は電車、寺前~和田山は気動車)
竹田の商店街。
円山川に架かる橋を渡り、立雲峡に向かう。円山川は、豊岡・城崎を経て日本海にそそぐ川。
途中から立雲峡への道に入る。
土曜日でもあり、車も多い。
立雲峡入り口に到着。駐車場もある。今年の春から、維持協力金として300円が必要。
立雲峡案内図。桜のマークが多いが、立雲峡は桜の名所。さっそく、花見地の候補に入れておいた。
展望台に向かう。
第3展望台に到着。
第3展望台からの竹田城跡。雲海に浮かぶ城跡を期待して、朝早く出かけたが、今日は見れないようだ。入り口の係の人によると、昨日はきれいに見えたとのこと。
展望台はあと2つある。第2まで20分、第1まで30分。
覗岩。
覗き岩から、竹田城跡。後で思ったが、覗きは下を覗く意味だったのか。
第2展望台に到着。
第2展望台から。
第1展望台に向かう。山登りになった。
山桜と苔むす巨岩の群石。
桜はさいていないが、苔むす巨岩の群石。
牛臥石。
夫婦檜。右側の檜が巨岩を支え、夫と子供を守っているように見えることから名づけられた。
第1展望台へ。足が疲れてきた。
天上岩。
第1展望台まで5分。
第1展望台に到着。
第1展望台から。ここから下りたら、また、あそこに登ることになる。
城跡にズームイン。
周囲を見渡す。
結構な標高差だが、がんばって登ってくる人は多い。
もう少し上まで登ってみる。
おおなる池へ。
おおなる池。
上の展望所から。
池は2つある。
下山する。おおなる池から、さらに登ると、標高756mの朝来山(あさごやま)に至るが、ここまででも、麓からの標高差は300mを越えている。
登るときパスした東屋展望台。
東屋展望台から。
入り口に戻る。
入り口にある写真。ポスターには必ずこれが紹介されているが、このページによると、雲海が見える条件がいくつかあるようだ。思うに、きょうは湿度が低かったのではないか。
『まず、放射冷却によって地面が冷やされ、あわせて地面付近の水蒸気を含んだ空気が冷えます。空気の温度が低下することで水分が飽和状態を通り越し、霧になります。この時、風が強いと空気が流れていってしまうので、無風状態に近い時ほど発生しやすくなります。
1 日中と夜の気温差が10度以上と大きいこと
2 大気が安定し、風が少ないこと
3 湿度が高いこと
4 良く晴れていること
以上の条件を満たしていると、発生率が高くなります。』
とのこと。
車道を下りていく。バスはなく、通所は車かタクシーで入り口まであがる。自分のように、最初から歩いて登る人は珍しい。
朝来橋に戻る。
橋の上から円山川、豊岡方向。
橋の上から、竹田城跡を見上げる。
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