山口県の十種ヶ峰(とくさがみね)に登る。日帰りでも行けないことはないが、車で2時間以上はかかる。津和野に宿が取れたので、2日目は津和野の青野山に登り、秋吉台を回って帰ることにした。
山陽道熊毛ICで下り北上、阿東の神角(こうづの) 八幡宮に到着。
神社横に駐車場がある。
分かりやすい案内版でコースを確認。コースは東周りのヤマシャクヤクルートと、西回りの神角ルートがある。ただし、ヤマシャクヤクルートは登り専用。ヤマシャクヤクルートで登り、神角ルートで下ることにする。8:50出発。
左は神角ルート。ヤマシャクヤクルートは直進。
散り始めたサクラの下を通過。
林道に入る。
散り椿。獣害防止のゲートを開けて入る。
ヤマシャクヤクルート。沢登りを含む中級者向けルートとの説明がある。自分は上級者ではないが、中級者の下くらいにはなるだろうか。
しばらく緩やかなな道を行く。
ヒノキ林に入る。
堰堤の側を通過。
少し勾配が出てくる。
林道が終わり山道が始まる。
山道に入る。
いよいよ沢登りか。
足元を確認し慎重に登る。
岩登り。
ここは渓流沿いの道。沢には「悪路」の表示あり。
赤いマークを頼りに登る。
そろそろ終わりか。やはり上り専用で正解だ。上から下ってくる人がいると危険。
最後にハシゴ。
堰堤が見えてきた。
シャクヤク自生地が始まる。
ヤマシャクヤク、開花は4月下旬~5月上旬のようで、まだ咲いていない。時期は早いと知っていたので、落胆はしない。シーズンは人も多いだろうから、静かな時に登山したかった。
シャクヤク自生地を行く。
今はつぼみ。
もちろん、ロープの外の自生地には立ち入り禁止。
咲いていれば、こんな白い花。説明によると、ササの生えない場所に咲き、すべてが開くと1日で落花するという。なんとなく弱々しく、はかなげな花だ。
下を振り返ったところ。開花期にはきれいだろう。
急登が始まる。
ササが始まり、シャクヤク自生地は終わる。
尾根筋に到着。沢登りから、シャクヤク自生地の急登まではきつかった。右は福谷ルート。左の山頂へ。
ここからの下山は禁止。
尾根道を山頂に向かう。
ここからは緩やかな登り。
天気予報では晴れマークだったが、ガスっている。登山口が雲に隠れている。
十種ヶ峰山頂が見えてくる。
山頂へ。
最後の登り。
山頂に到着。
十種ヶ峰、標高988.6m。登山口からの標高差は、約600m。後ろに変わった案内板がある。
中に入ってみる方式。
山頂は南北に長い。南に、神角ルートの下山口。
東からの風が強いが、雲が流され晴れ間が見えそうだ。
雲が消えるのを待って360度を撮影。
風が強く寒いので、そこそこに下山。北側から下ることにする。
下山開始。
剣山の次郎笈を思い出す景色。下にはスキー場があるようだ。
分岐を左に。右はスキー場に下る。
急な下り。
分岐。左は、山頂南側の下山ルート。
そのルートの途中に熊野神社がある。今日の予定はここだけなので時間がたっぷりある。熊野神社まで登り返すことにする。
およそ半分くらいを登り返す。
「権現社」とあるが熊野神社だろう。
先は山頂に続くので、ここで引き返す。
これから下る方面。
改めて下山開始。
分岐に戻る。
分岐の少し下が、山麓広場。
少し下ると鳥居が見える。
「権現社」とあるから、先ほどの神社の鳥居だろう。
鳥居の前から左に下る。真っすぐは駐車場。
快適な笹原の道。
花の咲いた木のトンネル。
植物図鑑アプリでは、馬酔木(あせび)とのこと。毒がありシカも食べないので、宮島にも植えられている。
笹原を下る。
十種ヶ峰を見上げる。
ズームイン。円形案内板も見える。
ヒノキ林に変わる。
かなり下ってきた。登山口までもう少し。
おしゃれな堰堤の前に出る。
林道を下る。
獣害防止ゲートのある登山口に下ってきた。
人家のある麓に下りる。
「P」の案内に従い左に。
田んぼの中の畦道を行く。
また「P」の案内。左に。
畦道から十種ヶ峰を見る。
12:20、出発地の分岐に戻る。
駐車場に戻る。自分の車1台。来た時と同じ。
神社に参拝。登山の無事を感謝する。
津和野に行く途中、徳佐八幡宮に寄る。
しだれ桜が有名なところだが、すでに散っている。
残っている貴重なしだれ桜。
徳佐八幡宮。
八幡宮の前から参道を見る。開花時にはサクラに覆われてきれいだろう。
八幡宮の隣に、通常とは別のしだれ桜用の臨時駐車場がある。シーズンにはにぎわうのだろう。前の公園もサクラの公園。
徳佐八幡宮から津和野へ行く道路で、十種ヶ峰を写す。
途中にあった、願成就温泉。
前に形のいい山、野坂山。
温泉には入らず、足湯につかる。
温泉は、津和野なごみの里で。
3年前に津和野を観光した時に入っているが、こんな立派な施設だったろうか。記憶がない。
風呂から上がって、太皷谷稲成神社へ。前回は鳥居の階段を歩いて登ったが、今日は車で上がる。
神門の向こうに、明日登る青野山。
津和野の町と青野山。
時間があるので、津和野散策。津和野川。
殿町通り。前回はコイに餌やりした。元気に泳いでいる。
なごみの里に戻って早い夕飯を済ませ、宿に入る。津和野温泉宿 わた屋 (Wataya)。廊下が畳の風流な旅館だが、素泊まり5000円ほどだった。ただ、専用の駐車場がないのが難点。
今日のコース。
0 件のコメント:
コメントを投稿