2021年4月5日月曜日

十種ヶ峰 (2021. 4. 5)

 山口県の十種ヶ峰(とくさがみね)に登る。日帰りでも行けないことはないが、車で2時間以上はかかる。津和野に宿が取れたので、2日目は津和野の青野山に登り、秋吉台を回って帰ることにした。

 

山陽道熊毛ICで下り北上、阿東の神角(こうづの) 八幡宮に到着。

 

神社横に駐車場がある。

 

分かりやすい案内版でコースを確認。コースは東周りのヤマシャクヤクルートと、西回りの神角ルートがある。ただし、ヤマシャクヤクルートは登り専用。ヤマシャクヤクルートで登り、神角ルートで下ることにする。8:50出発。

 

左は神角ルート。ヤマシャクヤクルートは直進。

 

散り始めたサクラの下を通過。

 

林道に入る。

 

散り椿。獣害防止のゲートを開けて入る。

 

ヤマシャクヤクルート。沢登りを含む中級者向けルートとの説明がある。自分は上級者ではないが、中級者の下くらいにはなるだろうか。

 

しばらく緩やかなな道を行く。

 

ヒノキ林に入る。

 

堰堤の側を通過。

 

少し勾配が出てくる。

 

林道が終わり山道が始まる。

 

山道に入る。

 

いよいよ沢登りか。

 

足元を確認し慎重に登る。

 

岩登り。

 

ここは渓流沿いの道。沢には「悪路」の表示あり。

 

赤いマークを頼りに登る。

 

そろそろ終わりか。やはり上り専用で正解だ。上から下ってくる人がいると危険。

 

最後にハシゴ。

 

堰堤が見えてきた。


シャクヤク自生地が始まる。


ヤマシャクヤク、開花は4月下旬~5月上旬のようで、まだ咲いていない。時期は早いと知っていたので、落胆はしない。シーズンは人も多いだろうから、静かな時に登山したかった。

 

シャクヤク自生地を行く。

 

今はつぼみ。

「通路のも踏まないでね」

 

もちろん、ロープの外の自生地には立ち入り禁止。


咲いていれば、こんな白い花。説明によると、ササの生えない場所に咲き、すべてが開くと1日で落花するという。なんとなく弱々しく、はかなげな花だ。


下を振り返ったところ。開花期にはきれいだろう。


急登が始まる。

ササが始まり、シャクヤク自生地は終わる。


尾根筋に到着。沢登りから、シャクヤク自生地の急登まではきつかった。右は福谷ルート。左の山頂へ。


    ここからの下山は禁止。

 

尾根道を山頂に向かう。

 

ここからは緩やかな登り。

 

天気予報では晴れマークだったが、ガスっている。登山口が雲に隠れている。

 

十種ヶ峰山頂が見えてくる。

 

山頂へ。

 

最後の登り。

 

山頂に到着。

 

十種ヶ峰、標高988.6m。登山口からの標高差は、約600m。後ろに変わった案内板がある。

 

中に入ってみる方式。

 

山頂は南北に長い。南に、神角ルートの下山口。

 

東からの風が強いが、雲が流され晴れ間が見えそうだ。

 

雲が消えるのを待って360度を撮影。


風が強く寒いので、そこそこに下山。北側から下ることにする。


下山開始。

 

剣山の次郎笈を思い出す景色。下にはスキー場があるようだ。

 

分岐を左に。右はスキー場に下る。

 

急な下り。

 

分岐。左は、山頂南側の下山ルート。


そのルートの途中に熊野神社がある。今日の予定はここだけなので時間がたっぷりある。熊野神社まで登り返すことにする。

 

およそ半分くらいを登り返す。

 

「権現社」とあるが熊野神社だろう。

 

先は山頂に続くので、ここで引き返す。

 

これから下る方面。

 

改めて下山開始。

 

分岐に戻る。

   

 分岐の少し下が、山麓広場。


少し下ると鳥居が見える。

 

「権現社」とあるから、先ほどの神社の鳥居だろう。

 

鳥居の前から左に下る。真っすぐは駐車場。

 

快適な笹原の道。

 

花の咲いた木のトンネル。

 

植物図鑑アプリでは、馬酔木(あせび)とのこと。毒がありシカも食べないので、宮島にも植えられている。

 

笹原を下る。

 

十種ヶ峰を見上げる。

 

ズームイン。円形案内板も見える。

 

ヒノキ林に変わる。

 

かなり下ってきた。登山口までもう少し。

 

おしゃれな堰堤の前に出る。

 

林道を下る。

 

獣害防止ゲートのある登山口に下ってきた。

 

人家のある麓に下りる。

 

「P」の案内に従い左に。

 

田んぼの中の畦道を行く。

 

また「P」の案内。左に。

 

畦道から十種ヶ峰を見る。

 

12:20、出発地の分岐に戻る。

 

駐車場に戻る。自分の車1台。来た時と同じ。

 

神社に参拝。登山の無事を感謝する。

 

津和野に行く途中、徳佐八幡宮に寄る。

 

しだれ桜が有名なところだが、すでに散っている。

 

残っている貴重なしだれ桜。



 

徳佐八幡宮。

 

八幡宮の前から参道を見る。開花時にはサクラに覆われてきれいだろう。

 

八幡宮の隣に、通常とは別のしだれ桜用の臨時駐車場がある。シーズンにはにぎわうのだろう。前の公園もサクラの公園。

 

徳佐八幡宮から津和野へ行く道路で、十種ヶ峰を写す。

 

途中にあった、願成就温泉。

 

前に形のいい山、野坂山。

 

温泉には入らず、足湯につかる。

 

温泉は、津和野なごみの里で。

 

3年前に津和野を観光した時に入っているが、こんな立派な施設だったろうか。記憶がない。

 

風呂から上がって、太皷谷稲成神社へ。前回は鳥居の階段を歩いて登ったが、今日は車で上がる。

 

神門の向こうに、明日登る青野山。

 

津和野の町と青野山。

 

時間があるので、津和野散策。津和野川。

 

殿町通り。前回はコイに餌やりした。元気に泳いでいる。


なごみの里に戻って早い夕飯を済ませ、宿に入る。津和野温泉宿 わた屋 (Wataya)。廊下が畳の風流な旅館だが、素泊まり5000円ほどだった。ただ、専用の駐車場がないのが難点。


今日のコース。

 

⇒青野山<津和野> (2021. 4. 6)へ

0 件のコメント:

コメントを投稿