2021年9月21日火曜日

花巻 (2021. 9.21)

 平泉<毛越寺> (2021. 9.21)より⇒

 

 花巻に行くのは、もちろん、宮沢賢治ゆかりの地を訪ねるため。まず、羅須地人協会を訪れる。なお、コロナ感染のため、宮沢賢治記念館などの施設は閉館中。

花巻空港駅で下車。

 

賢治が教鞭をとった花巻農業高校の案内が立っている。

 

途中に広がるのは、花巻空港の敷地。


賢治先生の家(羅須地人協会)の案内。

 

高校の敷地内にあり、中には入れない。

羅須地人協会。

1926年、農学校を退職した賢治が農民たちを集めて農業技術や農業芸術論などを講義するために設立。1928年に病気になるまで、賢治はこの建物で自炊生活をしていました。1969年、現在地(県立花巻農業高等学校地内)に移築復元されました。 (花巻の旅より)


「下ノ畑ニ居リマス 賢治」。実は、40年以上前に車で東北を旅したことがある。ほとんど覚えていないが、この黒板は記憶にある。


庭先。


外から眺めるだけで、羅須地人協会を後にする。

 

花巻空港駅に戻る。

 

駅のホーム。


ホームから見える肥料会社の広告塔にも、写真でよく見るポーズの賢治の絵。


花巻空港駅から花巻駅に移動する。


待合室。広くて落ち着く。ここで昼ご飯にする。


駅前のモニュメント。風をイメージしている。賢治と言えば「風の又三郎」。

 

平泉同様、ここでも自転車を借りる。事前に調べておいた大原ホンダ。


花巻のマップ。

 

最初にイギリス海岸。


賢治がよく訪れた。

 

海岸の風景のモニュメント。



イギリス海岸は北上川の一部。

 

川沿いに遊歩道。


現在はダムにより水量調節されて、賢治がイギリス海岸と呼んだ岩場は水に隠れている。年に1回、各所のダムが協力して水量を落とし、出現させる催しが行われているが、今年はやはり中止。


イギリス海岸。


水がないとこんな景色。


北上川下流。


川を眺めて一休み。


次の賢治詩碑に向かう途中、賢治生家跡。現在は住居で見学はできない。


詩碑へ左折。

 

同心家屋。

 

浅野長政配下の一隊で南部氏に仕えることとなった花巻同心組が居住していた家屋。

 

賢治文学散歩道。

 

ひと休み。

 

桜地人館。

 

宮沢賢治、高村光太郎など花巻に所縁のある人の作品が展示されている。

 

詩碑入り口。羅須地人協会入口との説明。現在は花巻農業高校にある建物は、ここにあった。


賢治祭は今年は中止。本日9月21日は、賢治の命日だった。先ほどから花を持った人も見かけた。意図して今日花巻に来たわけではないが、何かの縁を感じる。


詩碑へ向かう。

 

「下ノ畑ニ居リマス 賢治」。


賢治が使用した手水鉢やつるべ井戸の跡。


雨ニモマケズ詩碑。


「雨ニモマケズ風ニモマケズ…」


高村光太郎の揮毫で「雨ニモマケズ」の後半が刻まれている。


 

展望台。

 

下ノ畑?

 

展望台から。

 

詩碑を囲むように風が吹く。


「下の畑」道ナリツキアタリ。


下る。

 

下ノ畑?

 

見渡す。


最初の予定では詩碑までだったが、賢治の命日なので、少し離れているが墓所まで行く。


石段を登る。

 

身照寺。

 

墓はお寺の裏。


一般の墓所に宮沢家の墓。


2基並ぶ。


賢治の遺骨は分骨されずに、ここだけに埋葬されているとの説明。


線香を焚く。


骨堂。ここに賢治が眠る。


墓所の近くに、ぎんどろ公園。

 

賢治が好きだった、ぎんどろ(ウラジロハコヤナギ)の木が植えられている。

 

風の又三郎の一場面の彫刻。

 

こちらは「休息する人」。韓国人作家の作品。

 

公園内に水が流れる。

 

ひと休みして、花巻駅に戻る。

 

花巻駅近くの壁面に絵画。

 

未来都市銀河地球鉄道。


日が暮れるとライトアップされる。

 

花巻駅に戻る。時刻は16時半。今日の日没は18時頃なので、駅の待合室で過ごす。

 

暗くなってきた。ライトアップされているようだ。

 

昼間は白っぽかった壁画が、こんなに鮮やかに。

 

汽車。

 

天体。

 

ライトアップを楽しんでホテル(グランシェール花巻)に向かう。


⇒宮守橋梁<めがね橋> (2021. 9.22)へ


0 件のコメント:

コメントを投稿