渋民に向かう。
渋民駅に到着。
駅舎。
駅前に歌碑。「雲は天才である」。
「なつかしき故郷にかへる思ひあり、 久し振りにて汽車に乗りしに」。
記念館に向かう。
北上川を渡る。だいぶ狭くなった。
記念館まで1.3㎞。盛岡の街歩きが思いのほか、距離が伸びたので疲れ気味。
田んぼアート?
向こうに見えるのが岩手山。「ふるさとの山に向かひて言うことなし ふるさとの山は ありがたきかな」。
啄木記念館に到着。
記念館に入る。
啄木の弾いたオルガン。
後は、歌を読みながら見て回る。「東海の小島の磯の白砂に われ泣きぬれて 蟹とたはむる」。
「はたらけど はたらけど猶 わが生活 楽にならざり ぢつと手を見る」。
「ふるさとの訛なつかし 停車場の人ごみの中に そを聞きにゆく」。
「ふるさとの山に向かひて言うことなし ふるさとの山は ありがたきかな」。
「 やはらかに柳あをめる 北上の岸辺目に見ゆ 泣けと如くに」。
「友がみな われよりえらく見ゆる日よ 花を買ひ来て妻としたしむ」。
「不来方のお城の草に寝ころびて 空に吸はれし 十五のこころ」。盛岡城址にもあった歌。
「その昔 小学校の柾屋根に 我が投げし鞠 いかになりけむ」。
外に出る。啄木と童の像。
旧啄木記念館。建物は旧渋民尋常小学校。
中に入る。
昔のままの建物。
2階。
教室。昔、車で旅した時に、ここも訪れている。この教室の風景だけはよく覚えている。
学校の隣に、啄木の宿家。啄木が母校渋民小学校の代用教員をしていた時の借家。
「かにかくに 渋民村は 恋しかり おもひでの山 おもひでの川」。
中に入る。
「啄木が使用したものではありません…」とのこと。
外に出て、小学校と宿家。
宝徳寺へ。
啄木一家は常光寺からこの寺に移り住み、啄木は18歳までこの寺で過ごした。
宝徳寺。
岩手山の頂はずっと雲に隠れている。
記念館前の公園で一休み。
「公園の木の間に 小鳥あそべるを ながめてしばし憩ひけるかな」。
鳥でなく、トンボが休んでいる。
近くにバス停があったので時間を見てみる。
少ない便集なのに、タイミングよく、待つことなく盛岡行がやって来た。足が疲れていたので助かった。
盛岡駅に戻る。最後にぜひ行きたい場所がある。駅西口のマリオス展望台。
喫煙所があり人が集まる。
ビルの前のモニュメント。
展望台は20階。
展望所に到着。料金は無料。
広い展望室。飲食はできないが、ゆっくりできる。
音楽ユニット姫神の名の由来になった姫神山。
岩手山。
岩手山と姫神山。啄木の「ふるさとの山」がどちらかという議論もある。
朝歩いた北上川。
こちらは西に流れる雫石川。
最初計画した時に行こうかと思った岩山展望台。遠かった。
別の窓へ。
盛岡駅の向こう、早池峰山(はやちねさん)。姫神山・岩手山・早池峰山が岩手三山。
南側の窓から。
盛岡城址で岩手山の間違えそうになった、赤林山他。
展望台を下りる。渋民からバスに乗れたので、時間も節約でき、足も休めたので、もう少し歩いて、開運の湯に向かう。雫石川に架かる杜の大橋を渡る。
雫石川。
雫石川、北上川合流点より1.0㎞。向こうに開運の湯の看板が見える。
開運の湯で風呂に入り、長い旅を振り返る。
風呂から上がり駅に向かう。姫神山を見ながら、姫神の「神々の詩」を聞きながら歩く。
マリオス展望台。向こうに岩手山。
盛岡駅に戻る。
名残惜しいが、15:50のはやぶさで帰る。下りは盛岡で、秋田新幹線こまちと分離したが、上りは盛岡で連結される。
東京で乗り換えて、広島に着くのは22:30。広島での乗車券、東北新幹線、山陽新幹線、3枚の切符。通常の特急は車内確認があるが、新幹線ではないので、乗換口で3枚一緒に通し、不要になった特急券1枚が回収される。
旅のルート。
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