長崎の旅2日目。今日は午前中は軍艦島、午後から大浦天主堂やグラバー園のある南山手地区を歩く。軍艦島コンシェルジェでクルーズを予約しているが、受付が9時からで、時間があるので、その前に坂巡りをする。新地中華街電停で下りる。昨日来た中華街の反対側入り口が湊公園。ここから歩く。
オランダ坂に向かう。
坂の分岐を左に。
オランダ坂。
東山手洋風住宅群など、異国情緒あふれる東山手に位置しており、近隣には日本で最初の女学校である活水学院・洋風住宅7棟があります。出島に住むオランダ人の影響か、開国後も長崎の人々は東洋人以外を「オランダさん」と呼んでいた為、当時「オランダさんが通る坂」という意味で居留地にある坂はすべてオランダ坂と呼んでいたと考えられています。現在は、主に活水学院下の坂、活水坂、誠孝院(じょうこういん)前の坂がオランダ坂と呼ばれています。(ながさき旅ネットより)
オランダ坂を登る。
1868年に建設された洋館。ラッセル記念館。
石畳と赤レンガ塀。
オランダ通りを下る。左は、昭和会病院。
石垣。
孔子廟まで下りる。会館前なので、午後から寄ることにする。
南西方向に少し歩き、軍艦島の受付所がある大浦地区を過ぎて進み、ドンドン坂のしたに到着する。
古い石畳の脇には三角の形をした三角溝と呼ばれる溝があり、水流の速さを調節するために溝の形が上と下とで違うところがおもしろく、またそれが名前の由来となっている。雨が降るとドンドン音をたてて流れるから通称・どんどん坂。雨のどんどん坂は長崎の異国情緒を代表する風景だ。(あっ!とながさきより)
ドンドン坂を登る。住民の方が登って行かれる。慣れているとは言え大変だろう。
ドンドン坂の上まで登る。
ドンドン坂の上から。
ドンドン坂を下る。
大浦地区に戻る。特に名前はないが、普通の道も風情がある。
伊佐山の展望台が見える。
軍艦島デジタルミュージアム。ここが受付場所。
時間があるので港の方へ。
長崎港を一望する。
デジタルミュージアムで受付を済ませ、館内で見学。料金は5000円超えの高額料金。
炭鉱労働者の住宅内の復元。危険な仕事だが、相当な高給だったとのこと。かつての電気製品三種の神器、白黒テレビ・冷蔵庫・洗濯機の普及は100%だったらしい。
乗船場に向かう。
2艘並んでいるが、奥の大きい船に乗ることになる。
日曜日なので乗客が多い。優先チケットなので、受付の時に番号札をもらい、それを体のどこかに貼って、番号順に乗船する方式。なお、普通は週末を外して旅行日程を考えるが、今回は天候の関係で、土日にあたった。
隣の桟橋には、他社の船。後で調べたら、こちらは3600円だった。
乗客をいっぱい乗せて出航。
長崎湾に架かる女神大橋。
女神大橋の下を通る。
三菱重工長崎造船所。戦艦武蔵はここで建造された。
長崎港方面。
伊王島。
伊王島大橋。
軍艦島の隣の島、高島。伊王島を経由して、1日8便の高速船が運行されている。炭鉱関係の施設も残っている。(実は一度来たことがあるが、これも詳細の記憶がない。)
軍艦島が見えてきた。
軍艦島に近づく。
ズームイン。
上陸の前に島を一周する。
上の方に端島神社。
島の南端。釣りをする人がいる。
軍艦島の名の由来となった形。正式名称は端島。
小さな海底炭坑の島は、岸壁が島全体を囲い、高層鉄筋コンクリートが立ち並ぶその外観が軍艦「土佐」に似ているところから「軍艦島」と呼ばれるようになりました。最盛期の昭和35年(1960)年には約5300人もの人が住み、当時の東京都区部の9倍もの人口密度に。島内には小中学校や病院などが完備され生活を全て島内で賄うことができ、映画館やパチンコホールなどの娯楽施設もそろっていました。端島炭坑の石炭はとても良質で、隣接する高島炭坑とともに日本の近代化を支えましたが、主要エネルギーが石炭から石油へと移行したことにより昭和49(1974)年に閉山。島は無人となりました。(ながさき旅ネットより)
沖の方に小さな岩礁。軍艦島で石炭がなくなった時に、あそこまで海底を掘り進んだと言う。(この辺の知識はみな、ガイドの説明から記憶しているもの)
今日は天候がいいので上陸ができる。料金には上陸料金310円が含まれているが、波が荒れて上陸できない場合は、310円が返却される。
上陸にはクルーズ会社ごとに順番があり、少し待って上陸。
やっと来ることができた軍艦島。
廃墟…
大学院で建築を先行したガイドさんの、詳細な説明があるのだが、詳しすぎて覚えていない。
気になる写真を撮る。
見学個所は3カ所ある。ここは1番目。
周囲を見渡す。
中央のピンクのシャツが男性ガイド。その説明に合わせて女性スタッフが、説明プレートを掲げる。
2番目の見学場所に向かう。大行列。
2番目の見学場所。
以下、ここからの写真。
この灯台は、閉山後に作られたもの。
岩壁は明治時代に作られたもの。前の手すりは台風の旅に壊れるが、岩壁は持ちこたえている。
3番目の見学場所に向かう。
先ほどの灯台を別の角度から。
3番目の見学場所。
これも詳しい説明があった。
先ほど船から見た釣り人。女性スタッフによると、向かいの島から、料金を払って釣りのために来るとのこと。島内には立ち入れない。
見学が終わり、桟橋に戻る。
帰りの船に乗る。来るときは写真を撮ろうと2Fデッキに陣取ったが寒かった。そのためトイレが近くなり、安全のため原則出航後のトイレ使用を、無理を行って使わせてもらった。帰りは、室内席でおとなしくした。
長崎港に戻る。
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