以前から計画していた糸島半島の旅。芥屋の大門(けやのおおと)の遊覧船が、冬場は運休なので運航を待って出かける。当初は、1泊2日、電車で前原(まえばる)まで行き、レンタカーで回るつもりだったが、YAMAPの山旅日記で二丈岳を知り登ろうと思うので、自家用車で出かけることにした。九州までの運転は初めてで、長距離運転の後、すぐに半島巡りはしんどいので、2泊3日に変更し、1日目は前回の筑前大島の旅で寄らなかった宗像大社に行くことにする。
関門大橋を渡り九州へ。壇ノ浦PAより撮影。
宗像大社だけでは時間が余るので、地島に行くことにする。11時前に、神湊(こうのみなと)に到着。途中のSAPAで休み休み来たので、自宅から5時間近くかかった。
これは前回の旅で乗った筑前大島行のフェリー。
次の船は第3便の12:20。時間があるので浜辺で弁当を食べる。今日は黄砂がひどく、地島がかすんで見える。
地島行きの高速船に乗る。1日6便運航している。
約15分で地島の泊港に到着。乗客は離島にしては多い。
地島のマップ。集落は2つあり、それぞれに港がある。自分が下りたのは南の泊港。北に豊岡集落があり白浜港がある。
(宗像観光ガイドより) |
つばきロードという遊歩道があるが、帰りの船の時間を白浜発14:10に決めているので、今日は舗装道を、泊港から白浜港に歩くことにする。右が、豊岡集落に向かう道。
左に行くと、古い波止場がある。殿様波止と言い、江戸時代、福岡藩主黒田長政の命により作られた。
波止場から、泊の港と集落。
分岐に戻り、北に向かう。
しばらく行くと、つばきロード入り口がある。
少しの入ってみる。
途中で引き返す。ツバキも散り時。
元に戻る。地島小学校まで350m。
宗像大社が世界遺産に登録されたからだろうか。離島にしてはトイレも充実している。そして比較的きれいだ。
つばきロードで登る展望台はあの山にあるようだ。
桜の向こうに校舎。灯りがついていた。
地島小学校。生徒数は2020年で7人。地島小学校学校だよりによると、島の子供は2人、漁村留学生5人。
ここから道は下り。
右に大師堂に登る道。
階段を登る。
大師堂。
つばきロードはここにつながる。先はロープが張ってあり通行止め。
舗装路に戻る。道は、先日あるいた日振島同様、中腹の高い位置に通っている。白浜港が下に見える。
黄砂にかすむ大島。
大師堂からつながるつばきロードの出口。通行止めで通れない。
豊岡集落。
両サイドにツバキの樹。
北の展望台に続く、つばきロードNo2の入口。
豊岡集落に到着。
港近くの交流広場。あの山の中腹を歩いて下りた。
近くに鳥居がある。
小さな祠。
下には波が打ち寄せる。
不動明王?
黄砂でかすむが周囲を一望。
島の北側。
倉瀬灯台。
白浜港に戻る。
りっぱな待合室。
中にはテレビも完備。
1時間半の短い滞在だったが、地島を後にする。左の形のいい山は祇園山。
展望台のある遠見山。
泊港の向こうに見えるのは猿毛山。
泊港に寄港する。釣り具を持った人が多い。
泊港を出港。
地島の全景。
神湊に戻る。
神湊から車で15分ほど。宗像大社に到着。駐車場はとても広い。
鳥居をくぐり大社に向かう。
池に架かる石の太鼓橋。
橋の上から。
さすが手水舎も大きい。
神門をくぐる。
拝殿で参拝。
拝殿の奥の赤い社が本殿。正式には、ここは宗像大社辺津宮(へつみや)。筑前大島の中津宮、沖ノ島の沖津宮、三社合わせて宗像大社という。
本殿を囲むように摂末社。
境内を出て、高宮参道へ。
静かな参道を行く。
高宮は直進。左は、第二宮・第三宮(ていにぐう ていさんぐう)。先に左に。
向かって右に第二宮。
右に第三宮。
第二宮と第三宮。説明板によると、中津宮と沖津宮の分霊を祀っている。ここ辺津宮と合わせ宗像三宮を参拝することができる。
分岐に戻り高宮へ。石段を登る。
高宮の前に到着。
高宮祭場。
「神社に社殿が構築される以前の祭祀形態である、神籬(ひもろぎ)の祭場です。」(説明板より)
古代の祭祀をほうふつさせる静かな空間。
高宮から下る。
本殿に戻る。
池のほとりで一休みして、今日の宿に向かう。
宗像大社から車で1時間半。JR筑肥線の糸島高校前駅近くに到着。途中、福岡都市高速を走ったが、分岐が多く、右側からの出入り口もあり、運転していて非常に疲れた。ナビなしでは到底走れなかった。
ホテル(HOTEL AZ福岡糸島)は駅のすぐ近く。今日から2泊する。
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