2021年3月24日水曜日

日振島 (2021. 3.24)

 八幡浜大島 (2021. 3.23)より⇒

 

 日振島は、藤原純友の拠点があったことで知っていたが、ネット動画で、平将門を主人公にしたNHK大河ドラマ『風と雲と虹と』を見て、緒形拳扮する藤原純友が印象的で、一度訪れたいと思っていた。

 

日振島への船が出る宇和島新内港。

宇和島近辺の島々を結ぶ航路は2つある。左が日振島へ行く高速船「しおかぜ」。右は別航路を走る「あさかぜ」。


やはり、1日3便。1便で行き、2便で帰る。料金は片道2080円。怒和島と同じ料金。1便は夏季と冬季があり、3月は冬季なので、6:30に出港する。

盛運汽船のサイトより)

前回の旅で行った遊子水荷浦の段畑の横を通り、戸島の先端を曲がると、日振島が近づく。

日振島の能登港に到着。


 これといって観光ポイントはないが、能登(のと)から南の喜路(きろ)まで歩き、帰りは喜路から船に乗る。能登から喜路は11㎞くらい。歩いて3時間弱はかかるだろう。途中の明海(あこ)に藤原純友記念碑がある。

日本の島へ行こうより)

 

船は、次の港、明海に向かう。

 

グーグルマップで見ると、あの谷間に反対側の海に行く道があるように見える。

 

やはり道があった。

 

堤防から下には降りれない。


遠く、かすんで九州が見える。


能登から明海に向かう。


先ほど来るとき、船から島の中腹に道があるのが見えたが、ゆるやかなアップダウンを繰り返すことになる。


日振島の北の沖ノ島。


日振島の南方向。


東に、昨日行った八幡浜大島が見える。2つの島の連結で形が分かりやすい。


沖の島から日振島の南へ。


山の中腹を道が続く。


能登と明海の間の一番狭い個所。


宇和島方面。

 

九州方面。


展望所になる場所がある。


周囲を一望する。


道が少し狭くなり、展望もなくなる。

 

あの山の向こうが明海地区。

 

下の方に道があるのが見える。

 

キャンプ場入り口があった。

 

途中追い越した車が停まった。役所の人らしい中年女性が心配して声をかけてくださった。「歩きに来たの大丈夫です。」とお礼を言った。

 

トンネルに入る。

 

トンネルを向けると視界が開けた。海水浴場のようだ。

 

海岸に腰を下ろし一休み。目の前は戸島。


もう一つトンネルがある。

 

トンネルを出ると、明海集落。日振島には3つの集落があるが、明海が中心のようだ。

 

日振島神社。

 

沖合に養殖場があるのだろう。カモメが群れ飛ぶ。

 

明海の乗船場。


日振島にきた一番の目的である藤原純友の記念碑を探す。このマップを参考にする。ちなみに、グーグルマップで「藤原純友記念碑」を探すと、能登から明海に向かう道の途中を示した。「純友公園」で正しい場所を示した。きちんと調べておいてよかった。



入り口が分からずしばらくうろうろする。大きな犬にほえられる。やっと純友公園の案内のある路地を発見。

 

純友も使ったという「みなかわの井戸」。

 

ポンプがあるので現役のようだ。

 

ここから登る。

 

道は荒れている。

 

途中の中間地点。明海集落を見下ろす。

 

標高80mくらいまで登る。

 

藤原純友記念碑。

 

城跡なので奥に続く。


当時は何と言ったのか知らないが、本丸跡。

 

反対側には堀切がある。

 

さらに道は続くが、城跡なのか道なのか分からないので引き返す。

 

本丸の前から記念碑。

 

記念碑の裏は石段状になっているので上がる。


明海から喜路に続く道。

 

あの先端、尾島?を回って喜路に続く。

 

純友公園から下る。

 

登り口の分岐。さっきは右から登った。直進してみる。

 

ここに出た。左が登った道。右2つ目が出てきた道。

 

喜路に向かう。

 

日振島小学校。現在の生徒数8人。卒業後は島を出て、宇和島市内に寄宿し中学校に通うらしい。


グラウンド。


小学校の背後の山に純友公園がある。


明海と喜路の間の、いちばん狭い個所。

 

宇和島方面。

 

九州方面。

 

日振島の北側。

 

作業中の、地元シニア男性と少し話す。

 

道はまた登り坂。

 

先は長い。

 

満開の桜。

 

さっき通った狭路。

 

さらに登る。


あの岬を過ぎれば喜路地区。

 

明海地区が見える最後のポイント。

 

岬の根元を通過する。先まで行く道はなかった。


日振島の東の横島(無人島)。

 

喜路地区へ下りる。


    下ってきた道。


喜路地区に到着する。


喜路の乗船場。時刻は11:10、能登を出発して約5時間。

 

待合所もある。

 

八坂神社。

 

時間が後1時間くらいあるので、少し先まで行ってみる。道に横たわる2匹のネコ。

 

ここで行き止まり。引き返す。


長い石垣の堤防。

 

先ほどのネコの1匹が、テトラポットにいる。2匹が激しくやり合う音がしたので、もう1匹とたもとを分かったようだ。


児童公園のベンチで船を待つ。


帰りの船に乗る。帰りは、明海と能登に寄港して宇和島に向かう。

 

日振島を後にする。歩いた道が見える。



沖ノ島を通過し宇和島に向かう。

13時過ぎ、今日も無事戻ることができた。

時間があるので、港から歩いて約20分の天赦園に寄る。


入園料500円。庭園に入る。


庭園マップ。

宇和島市観光サイトより)


宇和島藩主伊達家の大名庭園。


春雨亭。


美形の松。


周囲を一望する。


淡竹。

 

池に映る、空と雲。


白玉藤の橋。


時期にはきれいだろう。


その写真。


池に映る橋。


東屋。離島の旅を振り返りながら、ゆっくりしようと思ったが、宇和島発松山行の電車の時間を調べると、直近が14:46。15時台の特急がない。特急だと1時間半だが、普通だと3時間以上もかかる。早めに切り上げて帰ることにする。

 

枯川。


池の方から春雨亭。


天赦園を出る。


伊達博物館が隣接するが、今日はパス。


宇和島駅に戻る。


特急宇和海で松山に向かう。後はいつものように、松山観光港から広島へ。ただし、GWまでは高速船のスーパージェットは減便ダイヤで、便が少ない。帰りもフェリーに乗る。自宅に着いたのは午後10時前だった。


今回の旅のマップ。


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