旅の最終日。今日は雨マーク。レンタカーは昨日返却したので、厳原と周辺を歩く。施設関連は9時からなので、朝いちばんは、少し離れた場所にある、対馬藩お船江跡に行く。
スマホマップで入り口を探して、ここから入る。
石垣のある広場。
石垣の反対側に、対馬藩お船江跡。
入り江入口。
お船江跡を見渡す。
突堤の方へ行けないかと道を探したが、行き止まりのようだった。
車道からの降り口があった。自分は裏側から来たようだ。
道路の向こうは港。
車道に上がり、橋の上から。ガイドに案内されてグループ旅行の人たち。
厳原に戻る。
港に停泊するフェリー。
厳原港。一番高い建物が、宿泊した東横イン。
歩きなれた川沿いの道を北へ。
中村の旧武家屋敷町。
厳原八幡宮鳥居。
神門。
厳原八幡宮。
ホテルの前にあるショッピングセンター。
その前に、観光情報館 ふれあい処つしま。
土産物も売っているが、観光情報を扱う観光の間がある。
対馬の歴史が詳しく掲示されている。
その中でも、床に描かれた航海ルートが面白かった。遣唐使、元寇、秀吉朝鮮出兵など、常に対馬は拠点になった。
金石城跡に向かう。
建設中の対馬博物館。
金石城跡。
享禄元年(1528)の内乱で、「池の屋形」は炎上消失しました。脱出した宗将盛は国分寺に避難し、国分寺の東側は空いていたので、そこに新しい屋形を築きました。それが「金石屋形」です。寛文5年(1665)、義真は国分寺を日吉に移転し、金石屋形を拡張しました。城郭を整備し、大手門に櫓を建て、多門櫓を造ったのが同9年で、これより「金石城」あるいは「府城」ともいいますが、天守閣は造りませんでした。(長崎しま旅行こうより)
旧金石城庭園へ。右は清水山城跡へ。7
庭園へ。
「李王家 宗伯爵家 御結婚奉祝記念碑」。宗武志と徳恵姫の結婚を祝う碑。
庭園入口。有料。ここで管理人のおじさんの話を聞く。久しぶりの訪問者なのか、熱が入っていた。先ほど見た清水山城跡についても聞いた。
旧金石城跡庭園。
庭園を見渡す。
庭園から万松院へ向かう。
庭園出口。
出たところに門の跡がある。
金石城搦手門跡。
万松院の山門。ここからは入れない。
入口。もう一度参拝料を払う。
本堂。
御霊屋(おたまや)へ。御霊屋は対馬藩主宗家墓所。
百雁木。
宝満山にもあったが、雁木とは階段のこと。
途中に、中御霊屋。
藩主の側室や子供の墓。
雁木を登る。
登ったところで振り返る。左下が、中御霊屋。
雁木を登ったところ。
万松院の大杉。
1番古いもので樹齢1200年。
幹周りは最大のもので7メートル。
上御霊屋は東と西に分かれる。
上御霊屋東部。
西部。
32代藩主、宗義和の墓所。
それに比べて、19代宗義智(よしとし)のものは簡素。義智は対馬府中藩初代藩主。秀吉の朝鮮出兵に最後まで反対、関ヶ原合戦では西軍、その後、家康に、朝鮮との国交回復を命ぜられるなど、苦労の多い人だった。
御霊屋から下る。
石垣の側を戻る。
朝鮮通信使の碑。
庭園の管理人に教えてもらったところでは、あの上が清水山城跡らしい。帰りの船まで3時間以上あるので、小雨が気になるが登ることにする。
案内はしっかりある。
この階段から登り始める。
右は三ノ丸経由、左の遊歩道へ。
予期せぬ登山になった。
分岐、左は有明山を経て白嶽まで続く。
三ノ丸経由のルートと合流。二ノ丸まで110m。
二ノ丸へ。
石垣が見える。
二ノ丸。
広場。
先ほど下から見えた石垣か。
厳原の町。
一ノ丸へ110m。
一ノ丸へ。
登り。
石垣の門。
もう一つ門。
文禄・慶長の役に際し、豊臣秀吉は朝鮮出兵のための本陣として、肥前国松浦に名護屋城を築いたが、同時に朝鮮半島の釜山城までの駅城として壱岐勝本城、対馬清水山城を築いた。清水山の頂上に一ノ丸、東の屋根の先端に三ノ丸、その中間の段に二ノ丸と称する三段の曲輪があり、その間も石垣全長約500mが断続する。天正19(1591)年秀吉の朝鮮出兵時、毛利高政が築城したと伝えられてきたが、近年の研究では宗義智を主力として相良長海、高橋直次、筑紫広門らが加勢し築城されたという説も有力となっている。標高206mの一ノ丸は東西約50m、南北約40mの長方形角円で、中央に矢倉の基壇がある。東側正面には門址と桝形があり、西側搦手にも門址があり、山道に通じている。二ノ丸は小さく矢倉がない。三ノ丸は全形が把握し難いが、石垣の出張、門址、石段が遺っている。(長崎県のページより)
展望のよさそうな山頂へ。
清水山山頂。
山頂から厳原の町。
有明山、白嶽方向。雲に隠れて見えない。天気のいい日に登っておいてよかった。
山頂から下る。
一ノ丸から下る。
分岐に戻る。帰りは直進、三ノ丸経由で。
途中の石垣。
巨岩が見える。
三ノ丸。
広場から。
ホテルも見える。
下山。
登山口に戻る。
城址の入口に戻る。
ショッピングセンターのモスバーガーで昼ご飯を済ませ、港に向かう。
港に着くが閉まっている。来た時とは違う建物。近くにいた地元住民に聞くと、最近新しくなって移ったそうだ。
少し先に、新しいターミナル。
そういえば、ここから出てレンタカーを借りた。
船を待つ。
13時の便に乗る。乗客は多い。海は荒れていた。
博多港に戻る。
博多港での定番、波葉の湯で風呂に入り帰る。
旅のマップ。
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